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株式会社Colorful Tailsが京都芸術大学との業務提携を発表しました。今回の提携は、ハイパーカジュアルゲーム開発の可能性を広げることを目的にしています。ハイパーカジュアルゲームとは、シンプルで直感的なデザインによって多くの人々が気軽に楽しめるゲームのことを指します。この分野は、その収益性の高さから注目を集めています。

ベクトルグループは、広告収益を追求し、ゲーム内プレイスメントやブランドとのコラボレーションを通じて、企業にコミュニケーションの手段としてのゲーム開発を提案しています。シンプルな操作性やルール、中毒性を持ったアイデアが開発において鍵となるため、オンラインエンターテインメントの分野で豊富な経験を持つ京都芸術大学との提携は、貴重な機会と捉えています。

新型コロナウイルスの影響により、社会的なニーズが変化する中、本プロジェクトでは、6月から約30名の大学生と50名の高校生がオンラインツールを駆使して開発に参加しています。これらの学生たちは、アイデアの提案を行い、その中から選ばれたものが実際にゲーム化されます。Colorful Tailsが開発を担当し、制作されたゲームは今後順次リリースされる予定です。

このプロジェクトは、2021年度の京都芸術大学のカリキュラムにも組み込まれ、学生たちが得た知見を彼らのキャリアのために役立てる仕組みを構築しています。京都の学生たちのユニークな発想とColorful Tailsの開発力、さらにはベクトルグループのマーケティング戦略を融合させ、国内外に向けて新しいゲームコンテンツを生み出していくことを目指しています。

具体的なゲームタイトルとしては、「Made You Look!」、「Vacuum Run!」、「Underwater Race!」などがあり、すでにApple Storeでの公開が始まっています。詳細は随時発表される予定です。

今回の業務提携に際し、京都芸術大学の吉田大作准教授は、オンラインでの打ち合わせを通じて始動したこのプロジェクトが、非常に大きな可能性を秘めていると語っています。担当者同士が一度も対面で会うことなく、数週間で200を超えるアイデアが寄せられたことからも、オンライン教育や産学連携の新しい形が見えてきました。今後1ヶ月で国内外の高校生に対しても参加を広げる予定であり、さらなる挑戦が期待されています。

株式会社Colorful Tailsは、東京都港区に本社を構え、ゲームコンテンツ開発を主な事業としています。一方、京都芸術大学は、京都市に位置し、芸術分野の教育に力を入れる大学です。両者の協力が、今後どのような革新的なゲームを生み出すのか、期待が高まります。

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