世界28カ国から参加!微生物資材TOKYO8の栽培成果報告会WEBINARが開催されました
株式会社太陽油化とTOKYO8 GLOBALは、2024年7月17日に、微生物による植物活性剤バイオスティミラント「TOKYO8」(有機JAS資材登録済み)の全世界加盟店活動や栽培事例報告を行うWEBINARを世界28カ国から120名超の参加で開催しました。
今回のWEBINARでは、日本からは、3年目となる先行地域で地域の耕作面積1000ヘクタールの40%まで広がった有機栽培を含むお茶の生産事例が発表されました。
また、ぼかし生産やイチゴ栽培と微生物の関係についても発表があり、海外からはフィリピン、南アフリカ、マラウイ、インドネシアなどから、それぞれの地域でのTOKYO8の活用事例が報告されました。
オンライン参加者からは活発な質問が寄せられ、日本の有機農業推進やバイオスティミラント普及、世界各国の食料生産や食料安全保障につながる情報交換の場となりました。
このWEBINARは毎年夏と冬の2回開催されており、次回は2025年1月29日(水)日本時間16時から、「コメ」をテーマに有機米栽培の成果発表などが行われる予定です。
TOKYO8 GLOBALとは?
株式会社TOKYO8 GLOBALは、微生物資材TOKYO8の海外への普及のために株式会社アセンティア・ホールディングスとともに設立された農業支援スタートアップです。
TOKYO8 GLOBALは、バイオスティミュラントの微生物資材TOKYO8の海外現地生産型フランチャイズを展開しています。
2020年12月より、フランチャイズ加盟企業の成果発表の場と、農業生産現場の栽培成果発表の目的で、夏と冬の2回のオンラインによる会合を公開してきました。
アセンティア・ホールディングスの取り組み
株式会社アセンティア・ホールディングスは、日本企業の海外進出をフランチャイズで支援する会社です。2010年からシンガポールやインドネシアなどASEAN諸国にラーメン店や居酒屋、チーズケーキショップなどのフランチャイズを展開してきました。
2016年からは業種の幅を広げ、タイでネイルサロンの展開も開始し、2017年からはアフリカ展開を開始しました。
2019年の横浜で開催されたTICAD7(アフリカ開発会議)では、日本のフランチャイズをアフリカ企業に紹介する展示を実施する中で、アフリカの直面する課題であった農業や農村開発での解決策を提案できるビジネスとして、今回のTOKYO8をマイクロフランチャイズで展開する事業を構想し、2021年に立ち上げました。
アフリカの課題を深く知り、アフリカで展開できるビジネスモデルを構築するために、ABEイニシアティブという日本政府のアフリカの産業人材育成の研修制度を活用し、数多くのアフリカの若者を短期長期のインターンシップとして受け入れてビジネスモデルを磨き上げ、実際のアフリカへの提案に当たりました。
アセンティア・ホールディングスでは、アフリカ向けに、コインランドリーや子どもの教育、フィットネスクラブやソーラー発電ビジネスのフランチャイズを日本企業のノウハウを知的財産としてフランチャイズ形式で展開していきます。