製品カーボンフットプリントの算定方法と活用手法
環境問題への関心が日増しに高まる中、企業における温室効果ガス(GHG)の排出量評価の重要性も増しています。このたび、日本計画研究所(JPI)が2025年7月15日(火)に「製品カーボンフットプリントの算定方法と具体的な活用手法」をテーマにしたセミナーを開催予定です。このセミナーでは、イー・アンド・イー ソリューションズ株式会社の古屋曉子氏が、製品カーボンフットプリント(CFP)の算定手法とその実務における活用方法を初心者にもわかりやすく解説します。
セミナーの意義:地球温暖化の中での企業の役割
地球温暖化の進展に伴い、企業による温室効果ガスの排出量を評価する取り組みが、各国レベルで強化されています。特に、製品単位でのGHG排出量、すなわち製品カーボンフットプリントに対する注目が高まっています。このセミナーでは、ISO14040/14044およびISO14067に基づく算定方法を解説し、製品CFPがどのように評価され、どのように活用されるかを具体的に探ります。
プログラム内容
本セミナーは、以下のHot Topicsに基づいて構成されています:
1. 製品カーボンフットプリントの概要
- - ライフサイクルアセスメント(LCA)とCFPの違いについての理解
- - 算定方法における目的や範囲の設定、具体的な計算・解釈の過程を学ぶ
- - GHG排出に関する報告や表示の基準について
2. 製品カーボンフットプリントの具体的な活用シーン
- - 政府調達や規制に基づく対応(例:公共調達とグリーン購入法)
- - 顧客からの期待に応えるための金融市場への対応(CDP、TCFD等)や、欧州規制(電池規則、エコデザイン規則など)への適応
名刺交換・交流会
セミナーの後半では、参加者同士の交流の場も設けられており、講師や他の参加者との名刺交換を通じて新たなビジネスチャンスを広げることができます。通常の業務では触れあうことの難しい他社の方々とのネットワーク構築も期待できる貴重な機会です。
受講方法と料金について
受講者は、会場での受講・ライブ配信・アーカイブ(2週間視聴可能)からお好きな方法を選択できます。受講料は以下の通りです:
- - 1名:37,610円(税込)
- - 2名以降:32,610円(同時申し込みの場合)
- - 地方公共団体所属の方は特別料金あり。
最後に
環境への取り組みは企業の社会的責任(CSR)を果たす上でも重要な要素です。今回のセミナーに参加することで、製品カーボンフットプリントについての理解を深め、その活用方法を実務に生かすための知識を得られます。興味のある方は、ぜひ詳細情報をご確認の上、お申し込みください。
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お問い合わせ先
株式会社日本計画研究所
東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル
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