助産師の新たな学びをサポートする「says」プログラムの刷新
国では約3万5千人の潜在的な助産師が存在し、彼女たちのキャリアアップを後押しするために、株式会社With Midwife(本社:大阪市)は助産師向けのキャリアアップライセンス「says」を提供しています。今年もプログラム内容をアップデートし、最新の育児介護休業法などの変化に対応した新しい知識が学べる環境を整えました。
アップデートの背景
日本では少子化が進行し、助産師の働く場が減る一方で、地域における子育てや女性の健康支援に対するニーズは高まっています。このため、助産師にはお産介助や妊娠期から産後までのケアに加え、働く女性の支援やウェルネス、プレコンセプションケアといった新たな役割が求められています。従来の国家資格取得後の学びが個人の努力に委ねられがちな現状では、こうした新しいニーズに応えるのが難しい場合があります。
このギャップを解消するため、saysプログラムは常に最新情報を取り入れ、カリキュラムを見直すことで時代に即した教育を提供しています。
新しい学びの場
第6期生の募集が行われる今年は、講座内容や講師陣も刷新されます。これにより、助産師が自信を持って新たな挑戦を始めるための支援が一層強化されることが期待されているのです。
カリキュラムの具体的な内容
1.
オンデマンド講義: 受講者は自分のペースで学びながら考える力を育成します。
- これまでの知識を復習するとともに、社会制度や不妊治療、性教育に関する最新のデータも学びます。また、地域社会でのビジネスマナーやPCスキル、ブランディングに関する基礎も扱います。
2.
リアルタイム講義: トップの講師陣からリアルタイムで学ぶ機会です。
- ヘルスケアに必要な知識や、不妊治療へのアプローチ、加えて、女性の活躍推進や男性育児などの現代的な課題についても掘り下げて研究します。
3.
SESSION: 自身のキャリアを見つめ直す時間です。
- 仲間とともに自分自身を分析し、未来に対するビジョンを共有します。
4.
コミュニティ: 学びを深めるためのプラットフォーム。
- ライセンスを取得した後も、参加者同士の交流の場が設けられており、無償での学びが続けられます。このコミュニティでは、企業内助産師として活躍するチャンスも提供されます。
受講詳細
- - 申込締切: 2025年7月25日(金)ただし定員に達し次第終了
- - 受講費用: 200,000円(税抜),一括払いの方には1万円OFFキャンペーンも実施
- - 対象者: 助産師資格を持つ方
With Midwifeの代表、岸畑聖月氏は「このプログラムは、助産師が現代社会で求められる知識を得るために必要なカリキュラムです」と語ります。
このように、With Midwifeが提供する「says」は、助産師が新しい知識やスキルを身につけ、自信を持って職場に臨むことを可能にするプログラムです。
助産師の役割はますます多様化しており、そのニーズに応えられる専門的な知識が今求められています。
これからの時代における助産師の価値を再確認し、常に学び続ける姿勢がカギとなるでしょう。