新型エレベーター登場
2025-09-30 16:20:25

パナソニックが新型小規模エレベーター「ウェルグラン」を発表。業界最大のルーム空間を搭載

パナソニックが新型エレベーター「ウェルグラン」を発表



2025年11月19日、パナソニックエレベーター株式会社は、小規模建築物用エレベーター「ウェルグランロングUi(TM)」および「ウェルグランUi(TM)」の受注を開始すると発表しました。これらの新型エレベーターは、特に高齢者や車椅子利用者を意識した設計が特徴で、業界最大となるルーム内の空間を提供します。

高齢化社会に対応するエレベーターのニーズ



最近の日本では、高齢化が進んでおり、65歳以上の人口割合が今後ますます増加する見込みです。2025年には約30%、2030年には31%に達するとの予測もあります。この背景には、福祉施設の建物が高層化していることが挙げられ、特に4階建て以上の建物の数が増加傾向にあります。

このような状況下で、福祉施設における垂直移動手段としてエレベーターの必要性が高まってきています。国土交通省は、従来のエレベーターの規格を見直し、より広い床面積を求めるニーズにも応える形で新商品を開発しました。

「ウェルグラン」シリーズの特長



「ウェルグランロングUi(TM)」と「ウェルグランUi(TM)」は、次のような特長があります。

1. 業界最大のルーム内空間: 最大950 mm x 1,450 mmの広さを持ち、車椅子利用者にも十分なスペースを確保。

2. スピード・積載量の向上: エレベーターの性能を向上させ、より迅速な移動を実現。

3. 豊富な仕様とデザイン: ユーザーのニーズに応えた様々なカラーとデザインのバリエーションを用意。

製品詳細



製品名定格積載量ルーム内サイズ昇降行程希望小売価格受注開始日
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ウェルグランロングUi(TM)240 kg(3名)最大950 mm x 1,450 mm x 2,100 mm最大10 m(4か所)5,577,000円~2025年11月19日
ウェルグランUi(TM)200 kg(3名)最大950 mm x 1,150 mm x 2,100 mm最大10 m(4か所)5,137,000円~2025年11月19日

特に、高齢者や障害者が多く利用する施設には、より大きなエレベーターが必要です。これに応じて、パナソニックは新しい規格に合わせた製品展開を進めています。

まとめ



パナソニックエレベーター株式会社は、業界のニーズにしっかりと応える製品をリリースし、「くらしの「ずっと」をつくる。“Green Housing”」というスローガンの下、持続可能な社会の構築にも寄与しています。新型エレベーターの導入により、高齢者や障害者が安心して移動できる環境づくりが進むことが期待されます。

製品に関する詳細や問い合わせは、パナソニックエレベーター株式会社の戦略企画部まで。


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会社情報

会社名
パナソニックグループ
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121

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