鈴木英人の世界展、横浜高島屋で開催中!
横浜高島屋の8階催会場にて、今もなおシティポップのアイコンとして名高いイラストレーター鈴木英人さんの作品展が開催されています。この展覧会は、7月30日から8月4日までの期間で、入場は無料。午後7時まで営業しており、最終日は午後5時に閉場します。
シティポップの魅力
1970年代から80年代にかけて流行したシティポップ。この音楽ジャンルは、洋楽の影響を受けつつ、日本の都市生活をモチーフにしたメロディと歌詞によって、当時の若者たちの心をつかみました。最近では、シティポップの音楽が再び注目を集めており、そのビジュアル表現、特にジャケットデザインが懐かしさと新しさを兼ね備え、多くのアートファンや若者から支持されています。
絵画や視覚芸術は、音楽と密接に結びついており、特に鈴木英人さんはその立役者の一人です。彼が手がけたジャケットや雑誌のイラストは、その時代の空気感やエッセンスを見事に表現しています。
展示内容
今回の「鈴木英人の世界展」では、1980年代から2000年代にかけて製作された原画や版画など、約100点が展示・販売されています。展示タイトルには耳馴染みのある名前がずらりと並び、時代を超えたアートの数々が来場者を魅了しています。
たとえば、1982年に制作された『フォースターズブリーズ』や、1984年の『シボレーピックアップ』などは、人々の記憶に残る名作です。このような原画は、990,000円から始まり、最高で4,510,000円の作品も展示されています。また、1990年代に制作されたシルクスクリーン版画も販売されており、これらは595,000円からの価格帯です。
さらに最新作として、横浜高島屋での先行発売となる『湘南の翼』や、『富士に誘う』など、現代の作品も展示されています。
鈴木英人来場イベント
特に注目したいのは、鈴木英人さん自身が来場するサイン会です。このイベントは8月3日(日)の午後3時から4時に開催されます。サイン会では、原画や版画を購入した方に、鈴木さんのサインが進呈されます。これはファンにとっても貴重な機会で、本人から直接サインをもらえるまたとないチャンスです。
特典
さらに、原画や版画の購入者には、先着30名様に鈴木英人さんの額装ミニプリントがプレゼントされます。この非売品の特典は、アートファンにとって嬉しいサプライズとなるでしょう。
鈴木英人のプロフィール
鈴木英人さんは1948年に福岡県博多で生まれました。1971年から広告デザインを手がけた後、1980年にイラストレーターとしてデビュー。山下達郎のレコードジャケットデザインなどがヒットし、以降、数多くの作品を世に送り出しています。彼の作品数は300点を超え、全国各地で個展を開催し続けています。
シティポップのアートを通じて、鈴木さんの視点で捉えた湘南の風景や、当時の都市の雰囲気を感じられる「鈴木英人の世界展」。次の週末、ぜひ訪れてその魅力を体感してみませんか?
お問合せ:横浜高島屋(代表)045-311-5111