秋田県にかほ市にあるTDKの社員寮「TSUGUBAテラス」内に、24時間営業のフィットネスジム「エニタイムフィットネスにかほTSUGUBA店」が7月16日にオープンしました。
「TSUGUBAテラス」は、TDKの社員寮の敷地内にある共用棟で、食堂やライブラリー、ランドリーなどを備えています。地域住民も利用できる施設として、新たなまちづくりを目指し、官民連携で開発が進められています。
TDK社員の健康増進だけでなく、地域住民の健康増進、地域との交流促進を目的として、24時間ジムであるエニタイムフィットネスが選ばれました。TDKの若手社員がワークショップを重ね、社員寮のデザインや設備、テナントを決定する中で、地域との連携強化を図るため、エニタイムフィットネスの出店が実現したとのことです。
TDK発祥の地であるにかほ市とその周辺地域には、TDKで勤務する従業員が約7,000名(2024年6月末現在)おり、派遣・パートを含めると約9,000人にのぼります。これは、地域人口の約9%を占める規模です。しかし、地域の人口減少が進む中、人材確保と地域活性化は、TDKにとって重要な課題となっています。
にかほ市周辺にはフィットネスジムが少なく、冬は厳しい寒さと積雪のため、トレーニングを継続的に行う環境が整っていませんでした。そのため、TDK社員から24時間トレーニングができるエニタイムフィットネスの誘致を求める声が強かったとのことです。
「にかほTSUGUBA店」は、秋田県で4店舗目となるエニタイムフィットネスです。最新のトレーニングマシンを揃え、安心してトレーニングできる環境を提供しています。スタッフは、マシンの使い方やトレーニングのコツ、運動アシストなどをサポートします。初心者向けの「ファースト・オリエンテーション(無料・予約制)」も実施しており、初めてジムを利用する方も安心してトレーニングを始められます。また、保護者が会員であれば、高校生は無料で利用できる「ハイスクールパス」も提供しています。
今回の出店は、企業施設内へのエニタイムフィットネスとしては初めての事例となります。企業や自治体など、様々な団体・企業との連携による出店事例が増加しており、エニタイムフィットネスは今後も、健康増進や福利厚生を目的とした新たな出店を展開していく予定です。
エニタイムフィットネスは、運動習慣の普及と健康寿命の延伸を目指し、地域社会との連携を強化し、より多くの人が健康的なライフスタイルを送れるよう、今後も積極的に活動を続けていきます。