高校生のSDGs挑戦
2025-04-02 10:15:16

千葉商科大附属高校生がSDGs QUESTで企業賞を獲得

千葉商科大学附属高等学校(市川市、校長:高井宏章)の商業科ビジネスコースに所属する生徒たちが、3月20日に開催された「SDGs QUEST みらい甲子園」千葉県大会で、掃除協力企業であるトヨタ勝又グループ賞を受賞しました。この大会には、県内から144チームが応募し、厳正な選考の結果、最終的に12チームがファイナリストに選ばれました。

生徒たちは、チームの活動やSDGsへのアプローチを紹介する5分間のプレゼンテーション動画を制作しました。この中で彼らは、企業の抱える問題をヒアリングし、商品の製造過程で発生する端材に新たな価値を見出すための様々な商品を開発していることを発表しました。また、道の駅いちかわでは自らの商品を定期的に販売しており、地域の魅力を発信しています。

特に注目すべきは、現在彼らが別の高校と共同で商品を販売できるネットショップの立ち上げに向けて準備を進めている点です。この取り組みにより、生徒たちは企業とともに持続可能なビジネスモデルを構築し、地域経済の発展にも寄与しています。

審査員からの評価では、持続可能な価値創造を地元企業と連携して実現する姿勢が高く評価されました。生徒たちの開発した商品が本来は廃棄される運命にあった素材から生まれ、新たな価値を生み出していることに大きな意義があるとされます。

このプロジェクト、通称「価値創造プロジェクト」では、地域の特産品を作り出すために地元企業とのコラボレーションを重視しており、その成果は2017年度から続く活動の中で、30社以上との連携によって形にされてきました。

さらに、SDGs QUEST みらい甲子園は全国規模で開催され、高校生たちがチーム形式で気候変動や貧困、食糧問題などのSDGsに関連する社会課題に取り組むコンテストです。自治体や教育機関、企業が協力し、地域のさらなる発展を目指しています。このような活動は、学生自らが地域や社会に積極的に貢献する一助となり、持続可能な未来に向けた意識の醸成にも繋がっています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
千葉商科大学
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。