宿泊施設・飲食店の個性を守る株式会社ディライティングオールの挑戦
近年、宿泊施設や飲食店の世界では、外資系企業や大手チェーンに買収されることで、個性が失われるという問題が多く見られます。そんな中、福岡県筑紫野市に本社を置く株式会社ディライティングオールが、自らの独自のコンサルティングスタイルによって、小規模でも魅力的なおもてなしを提供する店舗の支援を行っています。
代表の情熱と起業の背景
この会社の代表、かず氏はホテリエとしての経験を通じて、経営再生を必要とする多くの宿泊施設や飲食店を目のあたりにしてきました。その中で、ただ経営の安定を図るだけでは本質的な解決にならないことを痛感し、ビジネスの文化や個性を残すことがどれほど重要であるかを知りました。
「私たちの目標は、外資や大手に染まることなく、日本のすばらしいおもてなしの文化を守り抜くことです。そのために、現場に入り込んで、皆さんと共に問題を解決していきたいと思っています。」
この想いから、ディライティングオールは「共動実践型」と名付けたコンサルティング手法を確立しました。単なるアドバイスではなく、一緒に動き、同じ目線で課題を見つけ、解決策を提案するスタイルが特徴です。
独自の「共動実践型®」コンサルティング
ディライティングオールが展開する「共動実践型®」は、コンサルタントが現場に入り、スタッフと共に働きながら問題を発見し、改善策を実行に移す手法です。この手法によって、理論だけでなく、実践を通じて得た知識をスタッフに提供し、持続可能な解決策を模索します。
「私たちは、知識や技術を教えるだけではなく、スタッフ自身が考え、問題を解決する力をつけていくことを重視しています。」と、かず氏は語ります。
日々の活動と成果
2018年3月の創業以来、ディライティングオールは累計202社の宿泊施設や飲食店の支援を行ってきました。現在の主な支援内容には、宿泊施設での現場伴走支援、ブランディング、地域観光再生などが含まれています。また、自治体からの依頼もあり、地域振興にも貢献しています。
「社外副総支配人プラン」など、多様なサポートプランを提案し、経営から現場の問題に至るまで、幅広いニーズに応える支援を行っています。特に、オンラインによる対応も好評で、遠方のクライアントにもこのスタイルが利用されています。
無理のない料金体系
ディライティングオールは、高い料金が必ずしも良い結果をもたらすわけではないとの考えから、適正価格でのサービス提供を心がけています。無理なく依頼できる価格設定とし、顧客自身が自走できるスキルを身につけることを目的としています。これにより、最終的にはコンサルタントに依存しない自立した組織を目指しています。
代表者メッセージとビジョン
「日本の素敵なおもてなしを、いまそこにいる皆さんで守り続けてほしい。」と、かず氏は今後のビジョンを語ります。宿泊施設や飲食店の個性を大切にした支援を通じて、個性的なおもてなしが失われることのない未来を目指しています。ディライティングオールの動きは、ただの経営改善だけでなく、地域文化やコミュニティの活性化にもつながる重要な取り組みです。
もっと詳しい情報は、公式ウェブサイトや代表者のSNSでの発信もチェックしてみてください。個性を守り続ける取り組みが、さらに広まることを期待しています。