ASIA to JAPAN、マレーシア大学とMOU
2024-06-25 11:16:30

アジア人材育成の架け橋!ASIA to JAPAN、マレーシア科学大学電気電子工学部とMOU締結

海外の主要大学内での日本語学習を通じ、日本への就職のきっかけを学生に提供する株式会社ASIA to JAPANは、マレーシアのトップレベル理系大学であるマレーシア科学大学(USM)の電気電子工学部と新たなMOUを締結しました。このMOU締結により、8月から電気電子工学部向けの日本語学習プログラムが開始されます。

USMのインターナショナルオフィスとは創業当時から提携しており、ASIA to JAPAN主催の面接イベント「FAST OFFER」を通じて多くの卒業生の日本就職を支援してきました。ASIA to JAPANの取り組みへの共感から、学生の就職の選択肢を増やしたいという電気電子工学部の学部長の思いが、今回のMOU締結へとつながりました。

ASIA to JAPANは、アジアを中心に9ヵ国1地域にあるトップクラスの大学36校において、理系学生向けに無料で日本語学習プログラムを開講しています。このプログラムは、外国人理系学生の日本語話者育成を目的としており、約1年半かけて日本語で採用面接の受け答えが可能なレベルまで育成し、修了した学生は「FAST OFFER」への参加資格を得ることができます。

今回のMOU締結により、USMの電気電子工学部においても、より日本語レベルの高い理系学生の育成、輩出に努めていくとのことです。

マレーシア科学大学(USM)は、1969年にペナン島に設立された国立総合大学で、マレーシア国内でもトップ3に入る大学です。自然科学、応用科学、医療健康科学、薬学から建築科学技術、社会科学、人文科学、教育まで、幅広いコースを提供しています。
ASIA to JAPANがマレーシア科学大学電気電子工学部とMOUを締結し、日本語学習プログラムを開始したことは、日本の企業にとって非常に大きな意味を持つと言えるでしょう。

日本の少子高齢化が進む中、海外からの優秀な人材獲得は喫緊の課題です。特に理系分野では、高度な専門知識を持つ人材の不足が深刻化しており、海外からの優秀な人材を確保することが、日本の産業競争力を維持するために不可欠です。

ASIA to JAPANの取り組みは、海外の優秀な理系人材に日本語学習の機会を提供することで、日本企業への就職を促進し、日本の産業競争力強化に貢献するものと考えられます。また、海外の学生にとって、日本という国への理解を深める貴重な機会となるでしょう。

今回のMOU締結は、日本とマレーシアの教育機関、企業間の連携を強化し、両国の発展に貢献する一歩となることを期待しています。

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