介護DX支援で業務提携
2023-12-25 10:00:03
九州の介護・福祉事業者向けDX支援でビーブリッドと麻生教育サービスが業務提携
九州の介護・福祉事業者が抱える課題とDX化の必要性
近年、日本の介護・福祉業界は深刻な人手不足に直面しています。少子高齢化が加速する中、介護を必要とする高齢者人口は増加の一途を辿っており、現場では労働者の負担が大きくなっています。同時に、認知症介護の専門知識を持つ人材の不足も大きな課題となっています。
こうした状況を打破するため、IT技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)化が急務となっています。DXによって業務効率を向上させ、人材不足を補い、質の高い介護サービスを提供することが期待されています。
ビーブリッドと麻生教育サービスの業務提携
株式会社ビーブリッドと麻生教育サービス株式会社は、九州エリアの介護・福祉事業者へのDX支援を目的とした業務提携を発表しました。両社はそれぞれの強みを活かし、包括的なDX支援を提供することで、九州の介護・福祉業界の活性化に貢献していきます。
ビーブリッドは、2010年の創業以来、介護・福祉業界に特化したDXコンサルティングやICTサポートデスク「ほむさぽ」を提供し、現場の課題解決に貢献してきました。全国展開する同社のノウハウは、九州エリアの事業者にとっても大きな力となるでしょう。
一方、麻生教育サービスは、教育事業を基盤とし、近年では介護関連のBPO事業やDXコンサルティングにも力を入れています。特に、北九州市介護ロボット等導入支援・普及促進センターの運営など、地域に密着した活動を通じて、介護現場のDX化を推進しています。
今回の業務提携によって、ビーブリッドの現場に特化したノウハウと、麻生教育サービスの地域ネットワーク、そして教育・コンサルティングの経験が融合します。これにより、九州エリアの事業者に対して、より包括的で効果的なDX支援が可能になります。
両社のコメントと今後の展望
麻生教育サービスの川越社長は、ビーブリッドの「ほむさぽ」が持つ豊富なノウハウと、自社の業務改善支援力とのシナジー効果に期待を寄せ、九州エリアにおける新たな介護モデル構築への加速に意欲を示しています。
ビーブリッドの竹下社長は、麻生教育サービスの地域ネットワークと経験を高く評価し、九州エリアの介護・福祉現場の未来を共に創造していくことに強い期待感を示しています。
両社の連携により、単なるITツールの導入支援だけでなく、業務プロセス全体の最適化、人材育成、そして持続可能な介護サービスの提供モデル構築までを支援する、包括的なDX支援体制が構築されることが期待されます。
今後、両社は具体的な支援内容を検討し、九州エリアの介護・福祉事業者への情報提供や導入支援などを展開していく予定です。この業務提携が、九州の介護・福祉業界のDX化を加速させ、より質の高い介護サービスの提供に繋がるものと期待されています。
企業概要
株式会社ビーブリッド
所在地:東京都台東区浅草橋4-10-8 TFAビル5F
代表者:代表取締役CEO 竹下康平
設立:2010年7月
URL:https://bibrid.co.jp/
事業内容:介護・福祉事業者向けDXコンサルティング、ICT総合サポートデスク、ホームページ等クリエイティブ制作
麻生教育サービス株式会社
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目25番24号
代表者:代表取締役 川越浩
設立:1989年4月
URL:https://www.aso-education.co.jp/
事業内容:IT教育、ITベンダー認定トレーニングセンター、MOS試験会場、経営コンサルティング、社員教育、医療・福祉・保育職員向け研修、人材紹介・派遣サービス、指定管理事業
会社情報
- 会社名
-
株式会社ビーブリッド
- 住所
- 東京都台東区浅草橋4-10-8 TFAビル 5階
- 電話番号
-
050-5482-3721