GMOペイメントゲートウェイ、東京都の動産・債権担保融資制度の保証機関に参画！中小企業の資金調達を支援

GMOインターネットグループのGMOペイメントゲートウェイ株式会社（GMO-PG）は、東京都が実施する「東京都動産・債権担保融資（ABL）制度」の保証機関として参画することを発表しました。

ABL制度は、中小企業が保有する機械・設備や売掛債権、在庫などを担保として活用し、不動産担保に頼らずに事業資金を借り入れられる東京都独自の融資制度です。GMO-PGは、この制度において売掛債権を担保とする融資に対して審査と担保評価を行い、保証条件を満たしていると判断した場合、取扱金融機関が行う中小企業への融資を保証します。

GMO-PGは、これまでBtoB事業者向けの「GMO BtoB早払い（ファクタリング）」や「GMO BtoB売掛保証」などのサービスを提供しており、BtoB事業者のファイナンス面を支援してきました。今回の保証機関への参画は、こうした取り組みをさらに強化するものとなります。

保証機関としての役割と具体的な取り組み

GMO-PGは、取扱金融機関を通じて中小企業から評価・保証の申込みを受け、売掛債権を担保とする融資における中小企業の審査・担保の評価及び保証を行います。具体的には、以下のような役割を担います。

中小企業の審査：融資を受ける中小企業の経営状況や財務状況などを審査し、返済能力を評価します。
担保の評価：売掛債権の回収可能性などを評価し、担保としての価値を判断します。
* 保証の実施：保証条件を満たしていると判断した場合、取扱金融機関が行う融資に対して保証を行います。

もし、取扱金融機関が行った融資が貸倒れになった場合は、GMO-PGは取扱金融機関と締結した保証契約に基づき、代位弁済を行います。

GMO-PGが評価・保証の両方を行うことで、取扱金融機関は中小企業へ円滑に融資することができ、中小企業も売掛債権を担保に効率的に融資を受けることが可能となります。