すららネット、経産省の補助金による教育ICT改革
株式会社すららネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:湯野川孝彦)が、経済産業省の「探究・校務改革支援補助金2025」に採択されたことが発表されました。この補助金は、教育機関がICT教材を無償で導入できる機会を提供し、全国の教育委員会や小中高校が対象となります。
教育ICTの未来を切り開くすららネット
すららネットは、AIを駆使したアダプティブな対話式ICT教材を開発しており、その教育理念は「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」です。この理念の下、同社は2640校以上の学校や学習塾へ導入されており、約25万人の児童生徒が利用しています。今回の補助金採択によって、更に多くの学校がデジタル教材を活用できる環境が整います。
探究と校務改革を同時に実現
この補助金を通じて得られる教材は、教職員の校務負担を軽減しつつ、児童生徒に対して意味のある探究的な学びを提供する属性を持っています。具体的には、競争力を強化する教材「すらら」や自動作問・採点が可能な「すららドリル」、探究授業のための「すららサテライザー」が含まれています。これらは、生徒の理解度に応じてカスタマイズされた学びを提供し、教員の負担を軽減します。
1. AI×アダプティブラーニング教材「すらら」
この教材では国語、数学、英語、理科、社会、情報の6教科に対応。アニメーションキャラクターが導く形でのレクチャーや、理解度に応じた演習を通じて、自身の学習状況にマッチした内容が提供されます。これにより、生徒は楽しく学びながらも自立的な学習習慣を培うことができます。
2. 公立小中学校向け「すららドリル」
「すらら」の姉妹教材である「すららドリル」では、宿題や補習、小テストなどに幅広く応用可能な内容が用意されています。作品をペーパーレスで運用し、作問や採点を自動化するこの教材は、公立学校から高い支持を受けています。
3. 探究学習用ICT教材「すららサテライザー」
宇宙をテーマにしたストーリー仕立てで構成されたこの教材は、探究スキルを高めるためのワークシートも合わせて提供され、教員の負担を軽減します。探究授業の導入が難しいとされる教員でも安心して利用できるのが特徴です。
申請から運用までの包括的サポート
すららネットでは、導入を希望する教育機関への伴走型支援を行います。計画立案から実施、成果共有まで一貫したサポートが提供され、研修も実地・オンラインで対応可能です。質問対応のための特設ページや説明会も予定されており、各校のニーズに応じた支援を行います。
申請締切
教育機関からの申請は、2025年4月3日および4月25日が締切となっており、ぜひ早めの申請をお勧めします。
結論
今回の補助金採択により、すららネットは全国の教育機関を通じて、探究学習の促進と校務改革を支援する新たな一歩を踏み出します。教育のデジタル化が進む中、すららネットは未来の教育を変革する姿勢を更に強化していくでしょう。