三重県津市がリサイクル食器で環境意識を育成
三重県津市と株式会社おぎそが手を組み、持続可能な未来に向け、リサイクル食器の導入を決定しました。この協定により、同市の給食で使用される食器がプラスチック資源循環促進法に基づいて製造されたリサイクルPET樹脂食器に切り替わります。
環境への配慮
この食器は、飲料用ペットボトルを再利用することで環境への負荷を軽減し、廃棄物削減にも寄与します。具体的には、リサイクルPET樹脂食器の製造には、ペットボトルが原料として使用され、三次処理を行うことで安全性を確保。さらに、この食器はエコマーク認定を受け、ライフサイクル全体で環境に優しい製品として評価されています。
教育と意識向上
津市では協定締結日、地元の小学校にてこの新しい食器を使用した給食が行われ、生徒たちからは「すごい!」という驚きの声が上がりました。使用することで、環境問題への関心が高まることを狙い、児童にペットボトルの正しい分別方法を学んでもらう機会にもなりました。たとえば、ペットボトルを出す際はラベルを剥がし、中を洗うことの重要性が説明され、楽しみながら学ぶことができたのです。
給食の「活きた教材」
リサイクル食器は、今後も他の学校において環境教育の一環として使用される予定です。児童が実際に使うことで、持続可能な社会に向けた意識を育む、「活きた教材」としての役割を果たすことが期待されています。おぎそは、全国の窓口を通じて、このリサイクル食器の普及を進めると共に、子どもたちが自然環境を守る重要性についてより深く理解するサポートをしていきます。
経済的なメリット
さらに、リサイクルPET樹脂食器は、従来のPEN樹脂食器に比べコスト面でも優れています。学校給食においては導入事例が多く、コスト削減を実現しつつ、教育的な意義をも果たすことができます。この新しい取り組みが、津市の教育現場に新たな風を吹き込むとともに、環境への配慮を持った次世代を育てる手助けとなるでしょう。
お問い合わせ
株式会社おぎそでは、全国の学校給食に向けて環境教育や食育の一環としてリサイクル食器のステーブルを実現するため、豊富なラインナップを用意しています。また、エコマーク認定を受けた陶磁器のリサイクル食器に関しては、年間1,000万個以上の出荷を誇ります。興味がある方はぜひお問い合わせください。
株式会社おぎそ HP
このような取り組みを通じて、三重県津市は一歩一歩、カーボンニュートラル社会の実現に向けて着実に進んでいきます。