T2とPlusAI、自動運転トラックの未来を共に築く
東京都千代田区に本社を置く株式会社T2は、米国の自動運転システムコード開発企業、PlusAIと覚書を締結しました。この提携は、レベル4の自動運転トラックによる幹線輸送サービスを実現するための第一歩となります。T2は、自社で進める自動運転トラックの開発において、PlusAIの高度な技術力を取り入れることで、新たな物流システムの構築を目指しています。
自動運転トラックの開発の背景
近年、深刻なトラックドライバー不足が物流業界の大きな課題となっています。この現状を受け、T2は2027年度にレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスを実現することを目標としており、その実現に向けた新たな動きが始まりました。自動運転トラック市場は急成長しており、顧客のニーズに応える形でサービスを展開することが求められています。
T2は2025年7月より、レベル2自動運転トラックを用いた商用運行を国内で初めて開始し、関東から関西間の輸送を行っています。この成功を土台に、今後はレベル4自動運転への進化を見据えています。
T2の戦略とPlusAIとの連携
T2が計画するのは、荷台との分離により輸送効率を高める「自動運転トラクター」を利用した幹線輸送サービスです。これは顧客からの大きな期待を受けている分野であり、T2はそのニーズに応えるために車両ラインアップの拡充を図っています。
覚書の締結により、T2はPlusAIが持つ自動運転ソフトウェアのノウハウを利用し、「自動運転トラクター」の開発を進める方針です。両社は協力を強化することで、さらなる技術革新を急ぐことができると期待されます。
代表者コメント
T2の代表取締役CEO、熊部雅友氏は、「我々のビジョンは『日本の物流を共に支える』ことです。そのためには自動運転トラクターの開発が不可欠であり、この取り組みを加速することでサービスの拡大が期待できる」と述べています。
また、PlusAIのCEO、David Liu氏は、「T2が進める商用運行にPlusAIの技術を加えることで、物流エコシステムの革新が進むと感じています。今回の提携が日本の物流における新たなマイルストーンとなるよう、共に取り組んでいきたい」とコメントしました。
PlusAIについて
PlusAIは、カリフォルニア州に本社を構える若手企業で、自動運転トラック向けのAIバーチャルドライバーソフトウェアを提供しています。シリコンバレーの中心で、多国籍のパートナー企業と連携しながら技術開発を行い、その実績が評価されています。
結論
T2とPlusAIの提携は、今後の自動運転トラック開発における重要な一歩です。この共創によって日本の物流が新たな時代を迎えることが期待され、業界全体にポジティブな影響を与えることでしょう。業界の変化に注目が集まります。