内航海運の未来
2025-05-15 12:37:33
海上技術安全研究所が発信する内航海運の未来と新技術とは
海上技術安全研究所が招待する記者会見
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所の海上技術安全研究所が2025年5月22日に記者会見を開催すると発表しました。この会見では、内航海運に関する新技術開発やデジタル化の展望について紹介され、持続可能な海事産業を目指した最新の研究成果を発表します。
背景
現在、海運業界は船員不足やGHG削減、デジタル化といった様々な課題に直面しています。そのため、業界の現状と未来を見据えた技術戦略が求められています。今回の記者会見では、特に「内航研究将来検討チーム」が取り組んできた成果と革新的な技術が発表される予定です。
開催日時と場所
記者会見は、2025年5月22日(木)11時半から、今治国際ホテルの地下1階「龍宮」にて行われます。当日は、軽食も提供され、記者やライターの皆様がリラックスした環境で情報交換できる場となります。
発表内容
会見では、以下のような重要な発表が予定されています。
1. 内航向け新技術開発—市川泰久氏によるプレゼンテーション
- 若手研究者で構成される「内航研究将来検討チーム」の設立とその目的
- あらゆる環境から省エネ効果を実現するための高度空気潤滑法(AdAM)の実績
- LiDARを用いた操船支援技術の進展
- 通信技術とAIによる船速のリアルタイム予測
2. 仮想建造シミュレーションとデータ駆動型造船—谷口智之氏によるブリーフィング
- マルチエージェント型建造工程シミュレータを用いた仮想建造の技術
- 自動取付シミュレーションの実施による効率的な艤装品の設計
- データ駆動型造船DXの新たな展望
展示・体験セッション
記者会見の後には、BARI SHIPブースにて、実際の技術展示やデモの観覧が行われます。気になる方々は以下の情報をご確認ください。
- 遠隔操船技術のデモ
- 空気潤滑技術の模型提示
- LiDARによる操船技術のデモンストレーション
- 内航チームの紹介
参加方法
参加をご希望の方は、事務局までお申し込みをお願いいたします。締切は5月21日(水)午前中までです。参加に関する問い合わせは、スターマリンPRの吉田麻貴までお寄せください。
山積する課題に対する具体的な技術解決策が提供されるこの機会をお見逃しなく。持続可能な内航海運の未来を共に見据えて、海事産業の新たな可能性を探るために、ぜひご参加ください。
会社情報
- 会社名
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国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所
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