株式会社ラブグラフは、全国に展開する結婚式撮影事業を手がける株式会社YKProduceと協力し、新たにウェディング専門のプロカメラマンを育成するプログラムを開始すると発表しました。このプログラムは、結婚式という特別な瞬間を写真で残すプロフェッショナルが、現在急速に高齢化と不足に悩む業界の課題を解決することを目的としています。
共同プログラムの背景
近年、結婚式当日におけるカメラマンの高齢化が進んでおり、それに伴い新人カメラマンのニーズが急増しています。そのため、質の高いサービスを提供できる人材の育成が急務となっています。ラブグラフは、プロカメラマンへの道を提供する教育機関「ラブグラフアカデミー」を運営しており、数多くの若手プロカメラマンの育成実績があります。一方、YKProduceは長年にわたり結婚式撮影業界をリードしてきた実績のある企業であり、両社の連携により、質の高い人材を育成する体制が整いました。
このプログラムでは、2024年中に15名のウェディング特化型プロカメラマンが育成される予定です。具体的には、オンライン研修が中心となり、基本的な撮影知識を効率的に学ぶことができます。また、経験豊富なカメラマンによる実践的な研修もあり、実際の結婚式現場で数ヶ月間の研修が行われます。成功裏にプログラムを修了した参加者は、新たにカメラマンとしてデビューすることができます。
プログラム内容
- - オンライン研修: 動画教材を利用し、結婚式に必要な知識や撮影技術を包括的に学ぶことができます。特に、さまざまなシーンやコンテンツごとの撮影ポイントに関する情報が盛り込まれています。
- - 実践研修: 現場経験豊富なカメラマンの指導のもと、実際の撮影現場に同行して研修を行います。多様な撮影シーンにおいて、リアルなスキルを身につけることができ、厳しいチェック項目をクリアした者がカメラマンとして認定されます。
企業情報
ラブグラフは、出張撮影サービス「Lovegraph」を展開し、国内外で多くのカップルや家族の特別な瞬間を撮影しています。これまでに累計120,000組を超える撮影実績があります。また、初心者からプロを目指す方まで参加できる「ラブグラフアカデミー」も運営し、幅広い層から支持を得ています。
YKProduceは2002年に設立され、ウェディング写真や映像の制作業務を主に行っています。スタジオ「京都創造ガレージ」の運営も手がけ、多角的なアプローチでウェディング関連のサービスを提供しています。今後、両社の共同プログラムによって、結婚式撮影業界の未来が明るいものになることが期待されています。