和歌山のホテルで伝統素材『紀州いぐさ』の魅力を堪能しよう！

和歌山の魅力を再発見！『紀州いぐさ』の展示がホテルグランヴィアに登場

和歌山県和歌山市に位置するホテルグランヴィア和歌山では、2025年9月8日から約1ヶ月間、1階ロビーにて、有限会社井戸畳店が手がけるライフスタイルブランド「inoca」による『紀州いぐさ』をテーマにした展示が行われます。これは、紀州の特産品であるいぐさを使用したさまざまなアイテムを通じて、和の伝統を現代に生かし、新たな魅力を発信する試みです。

紀州いぐさの魅力とは

「紀州いぐさ」は、和歌山の老舗畳店である有限会社井戸畳店が、自社で育てたいぐさを用いて製作されています。このブランドは、85年の歴史を持つ井戸畳店が展開するもので、畳の材料としてのいぐさに新たな視点を持ち込み、様々な暮らしの道具として利用されるアイテムを展開しています。

展示では、雪駄やブックカバー、カードケースなど、いぐさを使ったカラフルでデザイン性の高い商品が並び、訪れる人々がその香りや風合いを体感できるよう工夫されています。日本の伝統素材としてのいぐさの良さを再認識する素晴らしい機会です。

いぐさの栽培とその価値

和歌山県のいぐさは、特に熊本県八代市と並ぶ産地ですが、その生産量は年々減少しています。地元の老舗畳店が自らの手でいぐさを育て、畳を作る取り組みを行うことで、地域の伝統や文化を守るとともに、新たな雇用を生み出しています。特別な効能があるわけではありませんが、畳の持つ素朴さや温かみが、現代の暮らしに新しい風を送ります。

ブランドinocaについて

ブランド「inoca」は、2019年に有限会社井戸畳店によって立ち上げられたもので、いぐさの特性を活かした商品を幅広くラインアップしているのが特徴です。いぐさの香りと質感をデザインに取り入れることで、伝統とモダンを融合させた商品作りを行っています。エコ素材としての側面も評価されており、特に贈り物や日常使いとして人気があります。