和歌山の魅力発信
2025-02-07 15:22:42

2025年大阪・関西万博で和歌山の魅力を発信!同行スクールの計画とは

和歌山が魅せる未来への挑戦



和歌山県が、2025年2月21日から繁華街「アロチ」の活性化を目的としたクラウドファンディングを開始します。この門出は、和歌山市を拠点とするユタカ交通株式会社と一般社団法人和歌山新城下町DMCが共同で運営する「メタバース和歌山実行委員会」によるものです。

このプロジェクトの最大の特徴は、人気オンラインゲーム「Fortnite」内でアロチの街を再現し、支援者の名前を入れたネオン看板を掲示するという斬新さです。支援者には、和歌山の飲食店や施設をお得に利用できる特典や、特別な商品配送サービスが用意されています。

アロチの再興を目指して



和歌山市内の「アロチ」はその歴史ある繁華街として知られるものの、近年は新型コロナウイルスの影響で訪問者が減少し、多くの店舗が厳しい状況に直面しています。「賑わうアロチを再び」との想いから、このプロジェクトが立ち上がりました。

2025年の大阪・関西万博では、アロチや和歌山城、和歌山駅前を再現したマップが登場し、来場者はそれを通じて和歌山の魅力を体験できる機会が提供されます。全世界で楽しめるゲームを通じて観光客を招致し、繁華街の活性化を図る狙いです。

支援プランの内容



このクラウドファンディングでは、支援は2,000円から受け付けています。特に5,000円以上のプランでは、ゲーム内の看板に支援者の名前が掲出されるだけでなく、和歌山の飲食店で利用できる割引クーポンや、eスポーツ施設の1日利用券の特典も付与されます。このようなリアルとバーチャルを結ぶプランは、参加者に多様な体験を提供し、和歌山への来訪を促すでしょう。

また、和歌山訪問が難しい支援者向けには、バウムクーヘンやレトルトカレーの配送、さらには大阪・関西万博会場限定の360°VR観光動画の視聴権も用意されています。

看板イメージ

地方創生の新たな一手



ユタカ交通は、地域交通事業の厳しい現状を打破すべく、バス・タクシー業以外にも観光事業を新たに模索しています。矢野経済研究所のデータによると、国内のメタバース市場は2028年には1兆8700億円に達すると予想されています。この成長を捉え、2023年12月に始まった「メタバース和歌山」は、観光DX事業として新たな顧客層の発掘に挑戦しています。

メタバース和歌山実行委員会の委員長である豊田英三氏は、コロナ禍を経て新たなビジネスモデルとしてメタバースの可能性を感じ、和歌山の魅力を世界に発信し、「誰もが参加し交流できる社会の実現」を目指しているとコメントしています。

今後、和歌山への興味を深めるためのイベントや体験が、ますます増えていくことでしょう。このプロジェクトは、利用者が現実の和歌山を楽しむきっかけとなり、地域の賑わいを取り戻すことを期待しています。また、実際の観光という現実と、メタバースというバーチャルの連携を通じて、和歌山の魅力をより多くの人々に届ける試みは注目です。

もっと詳しい情報はこちらから。



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会社情報

会社名
ユタカ交通株式会社
住所
和歌山県和歌山市中之島2287番地
電話番号
073-422-5356

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