神戸アート祭2025
2025-08-27 05:33:34

神戸六甲ミーツ・アート2025 魅力的な公募大賞が決定!

神戸六甲ミーツ・アート2025の公募大賞が決定



2025年8月23日から11月30日まで開催される現代アート芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」の公募大賞が発表されました。グランプリにはアーティスト「風の環」による作品「しらす、山に昇る」が選ばれ、150万円の賞金が授与されました。この芸術祭は、六甲山の美しい自然を舞台に、多彩な現代アート作品が展示されるイベントです。

六甲山の自然を表現したアート



「しらす、山に昇る」は、観賞者が六甲山を昇るしらすの群れを体感できる作品です。円筒状の空間の中では、山に設置されたセンサーが集めた気象データに基づき、人工光が変化します。このようにして、光や風に呼応して動くしらすのオブジェが幻想的に輝きます。この作品は、大阪湾の漁獲量が近年変化していることから、その影響を視覚化したものです。

緊密に繋がる六甲の山、街、海を通して、鑑賞者は身近な自然のつながりを感じ、環境問題に対する考察を促されるよう設計されています。それにより、受け取る側の思考を深化させることを目指しています。

アーティスト「風の環」について



アーティスト「風の環」は2025年に結成された神戸市に拠点を置くアートプロジェクトで、漁業や林業、建築など、多様な分野の専門家からなるチームです。彼らにとってアートは、単なる美術作品の提示に留まらず、地域の問いを広く探求する実験的な手法でもあります。フィールドワークやデータ収集など、継続的なプロセスをアートプロジェクトとして捉え、地域の社会に貢献しようと活動しています。

その他の受賞作品



公募大賞に続き、準グランプリには堀園実の「風や水を切る」が選ばれ、会場はROKKO森の音ミュージアムとなっています。また、奨励賞には北村拓也の「風の彫刻、森の息」と石島基輝の「風の中のClock systems」が選出され、それぞれ異なる展示会場で観覧できます。

審査にはインディペンデント・キュレーターの雨森信氏や美術家の小山田徹氏、建築家の三分一博志氏など多彩な専門家が加わりました。

「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」の開催情報



本芸術祭は、六甲山の美しい自然環境を生かしながら、様々なアート作品とともに展開されます。2025年のイベントでは、前述のグランプリ作品の他にも多数の展示が予定されており、普段の生活では味わえない体験が提供されます。

  • - 会期:2025年8月23日(土)~11月30日(日)
  • - 開催時間:10:00~17:00
  • - 会場:ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園など。

鑑賞パスポートなどの情報は公式ウェブサイトで確認可能です。未来の神戸を感じさせるこのアート祭りに、是非足を運んでみてください。

いわゆる芸術という枠を超え、地域社会との結びつきを深める「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」。このイベントは、その美しい自然と深いメッセージを鑑賞者に伝える重要な機会となるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

会社情報

会社名
阪神電気鉄道株式会社
住所
大阪府大阪市福島区海老江1丁目1番24号
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。