傘のBL「カサバース」
2024-07-22 10:51:39

新しいBL文化「カサバース」が誕生!傘と傘立ての独自の世界

近年、ボーイズラブ(BL)作品が多様化している中、新たなジャンル「カサバース」がコミックシーモアによって創り出されました。この特異な設定は、「攻め」と「受け」を「傘」と「傘立て」に置き換えることで、BLの魅力を新たな視点から表現しています。この新しいジャンルを象徴する作品として、漫画『放課後水入らず』が2024年7月22日(月)に配信されることが発表されました。

【漫画『放課後水入らず』について】
『放課後水入らず』は、傘と傘立てを擬人化したキャラクターたちが織り成す物語で、より多くの人々にBLの楽しさを伝えることを目的としています。物語の主人公である立山広樹は、泳ぎに自信を失いマネージャーとして彼のキャリアをサポートすることに専念します。一方、1年生エースの笠井駆は、立山に冷たく接しつつも、その心中には密かな憧れを抱き続けます。ある日、「退部する」と宣言する立山の言葉が、笠井の心から抑え込んでいた思いを引き出すことになります。

この作品は、BL作品特有の葛藤や意外性を大切にしながらも、これまでのBLにはなかった「恥ずかしさ」の壁を乗り越えることを目指しています。特に、男性同士の関係性を直接的に表現することが恥ずかしいと感じている方でも、傘と傘立ての視点を通じて、安心して楽しむことができる作品となっています。

【作者・あぶく先生のインタビュー】
この作品を手がけるのは、福岡県出身の漫画家あぶく先生です。彼女は初めてこの企画を聞いたときには困惑したものの、企画の真剣さを感じ取り、執筆を引き受けました。特に傘が魅力的に映る構図作りには試行錯誤が多く、母親の協力も得ています。また、BL以外の読者でも楽しめるよう、傘立ての視点からの新しいBLの世界を意識して描いているとのことです。

【カサバースとは?】
「カサバース」という用語は、いわゆる「〇〇バース」の一種で、新たに確立されたBLのスタイルです。これにより、これまでタブー視されていた「男同士の関係」を傘と傘立てに置き換えることで、BL未体験の方でも親しみやすく読める作品が実現しました。 BL作品にはユニークな魅力があるが、それゆえ敬遠する人も多い中、このアプローチは新たな読者層を獲得できる可能性を秘めています。

【キャンペーンとカサバースカメラ】
『放課後水入らず』のリリースに際し、「#BLに見える傘」の投稿キャンペーンもスタート。これは、自分の傘が「攻め」に見えるオリジナルのグッズが当たるチャンスです。また、特設サイトでは、BLらしい写真を撮るためのフィルタも用意されており、既存のBLファンや新しい読者が楽しめる工夫がされています。

コミックシーモアは、20周年を迎える2024年にはさらなるサービスの拡充を図り、全ての人に最高の読書体験を提供することを目指しています。今後、この「カサバース」がどのように広がりを見せ、BL文化に新たな風を吹き込むのか、非常に楽しみです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

会社情報

会社名
エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社
住所
大阪府大阪市中央区北浜4丁目7番28号住友ビル2号館
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。