株式会社Green AIと鈴与商事が提携
株式会社Green AI(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴木慎太郎)は、鈴与商事株式会社(本社:静岡市、代表取締役社長:伊藤正彦)と新たに取次パートナー契約を結びました。この契約は2024年10月7日から有効となります。両社はこの提携を通じて、持続可能な環境へ向けた脱炭素化を促進する新しいソリューションを提供していく計画です。
Green AIの目的とサービス
Green AIは、クリーンエネルギーの導入を通じてCO2削減を実現するためのロードマップを提供するシステム『Green AI』を展開しています。このシステムは、環境やエネルギーに関する専門的な知識がなくても、ユーザーが簡単に利用できることが特徴です。具体的には、1100以上の脱炭素・省エネ施策がデータベースに登録されており、ユーザーの情報に基づいて最も費用対効果の高い施策が自動的に推薦されます。
このシステムの利点には、次の3つがあります:
1.
脱炭素とコスト削減を両立する計画策定:企業の予算を考慮しつつ、効率的な施策を設計。
2.
施策の優先順位付け:経済性の観点から施策を洗い出し、ビジネスにとって最適な解決策を提案。
3.
財務インパクトの数値化:施策を実施した場合の経営への影響を明確に計算します。
利用料金は、1アカウントあたり月額3万円です。一つの企業で複数の拠点がある場合、別々のアカウントを持つ必要があることにも留意が必要です。また、サプライヤーの脱炭素活動にも応用可能なため、広範囲なエコシステムの構築を支援します。
鈴与商事の役割とは
鈴与商事は、エネルギー業界での豊富な経験を持つ企業であり、石油やガス、電気の供給に加えて、再生可能エネルギーの導入やCO2の可視化サービスも展開しています。これにより、クライアントの脱炭素化を強力にサポートし、建設資材や化学品など多様な分野でのソリューションを提供しています。
このように、両社の提携は、単なるビジネス関係を超え、社会全体の環境負荷を軽減するための重要な一歩となるでしょう。
Green AIのビジョン
Green AIは、「環境(Green)」と「テクノロジー(AI)」を組み合わせ、企業が持続可能な成長を目指すためのサポートを行います。脱炭素化を進めるためには、コストが避けて通れないテーマであり、同社はデータを駆使して最適な施策を見つけ出します。この取り組みは、単に環境に優しくなるだけでなく、経済的なメリットをともなうものとして、多くの企業に価値を提供できると考えています。
今後、Green AIはパートナー契約をさらに拡大し、企業向けにより多くの価値を提供していく予定です。この流れは、今後の企業活動におけるグリーン・イノベーションの強化につながることでしょう。