株式会社ツリーベルは、クラウドストレージサービスを提供するWasabi Technologiesとパートナーシップを締結し、両社のサービス連携を開始しました。ツリーベルが提供する高速データ転送サービス「HAYABUSA TRANSZ on Cloud」とWasabiのクラウドストレージサービス「Wasabi Hot Cloud Storage」との連携により、大容量データの安全かつ迅速な転送、マルチクラウド環境におけるデータ管理の効率化を実現します。
「HAYABUSA TRANSZ on Cloud」は、Amazon S3、Azure Blob Storage、Google Cloud Platformなど主要なクラウドプロバイダーのストレージサービスとの送受信に対応した、Webブラウザベースのアプリケーションです。独自の高速プロトコル/ファイル転送エンジンにより、ファイルサイズや個数、送信距離に制限なく大容量ファイルの高速転送を実現します。
今回の連携により、「HAYABUSA TRANSZ on Cloud」から「Wasabi Hot Cloud Storage」へのデータ転送が可能となり、大容量データのバックアップやアーカイブ、映像コンテンツやビッグデータなどの保管に最適な環境が構築できます。また、他のクラウドストレージサービスへのデータ転送も効率的に行うことができ、マルチクラウド環境におけるデータ管理をよりスムーズに行うことが可能となります。
Wasabiの「Wasabi Hot Cloud Storage」は、業界で最も普及しているAmazon S3との互換性を持ちながら、従来のクラウドストレージサービスよりも圧倒的に低価格で、読み込みや書き込みが高速なクラウドストレージサービスです。シンプルで分かりやすい料金体系で、データダウンロード費用やAPI操作費用などの隠れた費用が発生しないのも特徴です。
ツリーベルは、今回の連携を通じて、顧客へのクラウドソリューション提供を強化し、デジタルトランスフォーメーションを促進することで、新たなビジネスモデルの創出を目指します。