GTNの「GTN Assistants」に医療通訳機能が追加
外国人の生活支援を手がける株式会社グローバルトラストネットワークス(GTN)は、アプリ「GTN Assistants」に医療通訳機能を搭載しました。この新機能により、外国人の方々はアプリを通じて、24時間365日・32言語に対応した医療通訳サービスに簡単にアクセスできるようになります。これにより、生活のあらゆる場面で日本に住む外国人が直面する壁を取り除くための第一歩が踏み出されます。
医療通訳の重要性
今、在留外国人数は395万人を超え、その数は増加を続けています。特に医療の場面では、言葉の壁や制度の違いから外国人が受診に不安を感じることが総合的な問題となっています。医療機関側も通訳の手配や制度理解に苦慮するため、双方のコミュニケーションが円滑に行えない状況が続いています。GTNは、2006年の創業以来、多文化共生社会の実現に向けた取り組みを続けており、その中で生活インフラの整備に注力してきました。
GTN Assistantsの機能紹介
正式に追加された医療通訳機能は、外国人社員や留学生など日本に住む人々が、日常生活の中で必要とするサポートを的確に行うための一環です。「GTN Assistants」は、暮らしや医療の両面をカバーするワンストップサービスとして設計されています。利用料金は月額1,650円と、既存の生活相談機能と同等です。
主な機能
- - 24時間対応:医療専門の通訳者がリアルタイムでサポート。
- - 多言語対応:32言語で様々なケースに対応。
- - ワンタップアクセス:アプリから簡単に医療通訳に接続可能。
今後の展望
GTNとメディフォンは、今後も連携を深め、外国人がより安心して医療サービスを受けられる環境を整える取り組みを強化していく方針です。さらに、相談、予約、医療機関の検索など「mediPhone」の全機能を実装する計画も進められており、外国人にとっての利便性を追求する姿勢が窺えます。
両社は、誰もが言語の違いを越えて安心して医療にアクセスできる社会の実現を目指しており、今後の展開が非常に楽しみです。
メディフォンの役割
メディフォンは、日本全国の約88,000の医療機関に導入された医療通訳サービスを提供する企業です。医療の国際化を図り、様々な文化背景を持つ人々が円滑に医療を受けられるよう、サービスの充実に努めています。GTNの基盤となる生活支援と、メディフォンの医療面での支援が合わさることで、より多様性に寛容な社会が築かれていくことが期待されます。
今後の進展に目が離せません。