ノモスの「タンジェント 2 デイト」が新たに登場
ドイツ時計ブランド「NOMOS GLASHÜTTE(ノモス グラスヒュッテ)」が、人気シリーズ「タンジェント」初のデュアルデイト表示を採用した新モデル「タンジェント 2 デイト」を発表しました。このモデルは、ドイツ工作連盟やバウハウスの理念を反映し、シンプルながらも美しく機能的なデザインを実現しています。
デザインの特徴
「タンジェント 2 デイト」は、その独特なデザインで他の時計とは一線を画しています。文字盤の外周には2つのドットによるリングデイトが配され、6時の位置には大きな日付ウィンドウがあります。この構造により、ユーザーは一目で日付を把握できるだけでなく、月全体も視覚的に捉えることが可能です。美しさと機能性が融合したこのデザインは、まさにノモスの真骨頂です。
初の手巻き式デュアルデイト
これまで、ノモスのリングデイトは機械式自動巻時計にのみ採用されていましたが、「タンジェント 2 デイト」では手巻き式が初めて登場しました。開発には特許取得の手巻きキャリバー「DUW 4601」が使用されています。このムーブメントは、デザインと複雑な技術が見事に統合され、日付の表示をスムーズに行うことを可能にしています。また、クイックセット機能も搭載され、さらに高い使い勝手を実現しています。
情緒豊かな美しさ
ノモスのタンジェント系列は、今回の新作でもその美しさに妥協しません。ホワイトシルバーとガルバニックブルーの2色展開の中、ホワイトダイアルは赤い二つの日付表示が際立ち、クールなディープブルーダイアルは深みのある青色にホワイトの数字が映えます。どちらのモデルも洗練された美しさを持ち、身に着ける人を引き立てます。
優れた技術
新しいムーブメントDUW 4601は、ノモスが独自に開発したもので、さまざまな機能が搭載されています。パワーリザーブは約52時間で、防水性能は5気圧に達しており、日常での使用を考えるとうれしい仕様です。
製品詳細
- - 品番: NM135(ホワイト文字盤)、NM136(ブルー文字盤)
- - サイズ: ケース径37.5mm、厚さ6.8mm
- - 素材: ステンレススチール(ケース)、シースルーバック
- - ストラップ: ホーウィン社製シェルコードバン
- - 価格: ホワイトダイアル523,600円、ブルーダイアル475,200円(スチールバック仕様はドイツオーダー)
ブランドの背景
NOMOS GLASHÜTTEは1990年に、ドイツ時計産業の中心地であるグラスヒュッテにて創業されました。デザインはベルリンのデザインスタジオで手がけられ、ドイツ工作連盟やバウハウスにインスパイアされたスタイルが、多くのデザイン賞を受賞してきました。
「グラスヒュッテ」の名を冠するには厳格な条件があり、ノモスではそれを超えた95%以上をグラスヒュッテで生産しています。これにより、ブランド名は「NOMOS GLASHÜTTE」と表記され、同時にドイツ製品としての品質を保証しています。
新たに発表された「タンジェント 2 デイト」は、ビジュアルや機能面で新しい基準を設けており、今後も目が離せない注目のモデルです。
詳細は
公式ウェブサイトでご覧いただけます。