摩利支天写真展「凡婦の単色スマホ新事記」が新宿にて開催

摩利支天写真展「凡婦の単色スマホ新事記」の魅力

2025年2月13日から19日まで、アイデムフォトギャラリーシリウスにて「凡婦の単色スマホ新事記」が開催されます。この写真展は、主婦たちがスマートフォンを使ってモノクロの作品を創り上げたもので、日常生活の中で見逃されがちな美しい瞬間を再発見させてくれる大変ユニークな試みです。

展示の内容と意義

「凡婦の単色スマホ新事記」は、育児が一段落した主婦たちが自分の時間を持つようになったことから生まれたプロジェクトです。普段目にしている日常の風景や物をスマホでスケッチし、それをモノクロにすることで、カラフルな表現から解放された新たな視点を提供します。これにより、観る人は平凡な日常を特別なものとして再認識できるでしょう。

モノクロの視点を通して、私たちはセレンディピティ、つまり偶然の出会いを体験します。色彩に彩られていない物体が持つ本来の姿やエモーションが、観る人の心に柔らかく響くのです。

日常の再発見

この展示は、作品を通じて「日常の想像」を促すことを目的としています。主婦たちがモノクロで表現することで、あらゆる物事が持つ独自の雰囲気や潜在的な感情を引き出します。日常生活に戻ったとき、何気ない日々の風景も、少し違った角度から見ることで、奥深さを感じることができるのです。

スマホで生み出された43点

展示される作品は全てスマートフォンで撮影され、プリントされています。このことは、技術の進化がアート制作に革命をもたらしたことを示しています。手軽に持ち運べるスマホを用いることで、思いついた瞬間を逃さずアートに変えることができます。すべての作品は、主婦の視点で日常を捉えた43点のモノクロ写真で構成されています。