Hirooka Terrace開業
2025-10-29 19:49:26

金沢に新たな交流拠点「Hirooka Terrace」開業、未来への創造を加速

金沢に誕生した新たな拠点「Hirooka Terrace」



2025年7月に竣工し、9月8日に開業した「Hirooka Terrace」は、石川県金沢市に位置し、北陸エリアにおける交流と創造の場を提供します。このプロジェクトは、北國銀行を傘下に持つCCIグループと三菱地所設計の共同事業として実現。これにより、地域の企業や教育機関、官公庁との連携を強化し、革新的な地域づくりを目指しています。

新たな試みと地域への展望



「Hirooka Terrace」では、従来のオフィスビルとは一線を画し、内外の自然を感じられる空間づくりを重視。施設の設計は、金沢の気候に適した開放的な共用空間を積極的に取り入れています。1階のエントランスホールでは、引き戸を開けることで街と一体的に利用することが可能。また、3階のテラスでは、上下階を自由に行き来できる階段が設置され、利用者には開放感とつながりを感じられる設計となっています。

1. 「共用」テラスで交流を促進



本施設では、テナント同士の関係性を深めるため、広い共用スペースを設けています。上下だけでなく水平方向にも連携し、全テナントが利用できるテラスを設計。これにより、従来のオフィスビルの限られた共用部を超えた、オープンな交流の場が実現されました。

2. 「北國銀行本店ビル」との連携



隣接する「北國銀行本店ビル」との接続も重要な特徴です。これにより、両施設の間で食堂やホールなどの機能を共有することができ、地域とのつながりが一層強化されることが期待されています。金融機関としての役割から、地域に開かれた場としての価値が生まれています。

3. 産官学連携プラットフォーム



さらに、13階には地域の大学や高校を取り入れた「産官学金ラボ」が設けられ、これによりビジネスや人材育成の新たな機会を提供します。この取り組みにより、地域内の若者や社会人が再び学びやすい環境が整備され、交流やマッチングの促進が期待されています。

サステイナブルな建築への取り組み



「Hirooka Terrace」は、サステイナビリティを考慮した設計が特徴的です。地域の木材を積極的に使用し、MIデッキの導入を通じて環境に配慮した建築が実現されています。また、Nearly ZEB認証も取得し、エネルギー効率の良い設計が評価されています。これにより、地域と共に発展する建物の実現を目指しました。

建築概要



  • - 所在地: 石川県金沢市広岡2丁目12番6号
  • - 用途: 事務所、自動車車庫、駐輪場
  • - 延床面積: 21,446.68 ㎡
  • - 階数: 地上13階
  • - 設計監理: 三菱地所設計
  • - 施工: 清水建設

「Hirooka Terrace」は、金沢の未来に向けた新たな舞台として、地域の発展に寄与することが期待されています。ここから生まれる交流や革新が、更なる地域活性化を促し、金沢の魅力を全国に発信する拠点となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社三菱地所設計
住所
東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル
電話番号

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