宇宙事業の加速
2025-03-04 09:23:46

ElevationSpaceがIsar Aerospaceとの提携で宇宙事業を加速!

ElevationSpace、Isar Aerospaceとの新たな契約



株式会社ElevationSpace(代表取締役CEO:小林稜平)は、2023年10月、ドイツを本拠地とするロケット打ち上げ企業Isar Aerospace(CEO:Daniel Metzler)との間に、ロケット打ち上げ契約を結んだことを発表しました。この契約により、ElevationSpaceは、自社で開発中の宇宙機「ELS-R100シリーズ」の初号機「あおば」を地球低軌道に投入する計画を進めます。

Isar Aerospaceの取り組み


Isar Aerospaceは2018年に設立された企業で、ミュンヘン近郊に拠点を置き、地球低軌道(LEO)へ1,000kgのペイロードを送り込むことができるロケット「Spectrum」を開発しています。すでに多くの契約を結んでいる同社は、2024年6月には更なる資金調達を行い、累計資金調達額は4億ユーロを超えています。彼らの弱点は、ノルウェーのアン島に設けられた宇宙港で「Spectrum」の静的燃焼試験を完了させ、いよいよ打ち上げに向けた準備が進んでいます。

ElevationSpaceのビジョン


今回の提携によって、ElevationSpaceが進める「軌道上のヒト・モノをつなぐ交通網を構築する」というビジョンが実現に一歩近づきました。「あおば」は、日本の豊富な小型再突入技術を基にした宇宙機であり、地球低軌道の商業化と軌道交通網の構築に寄与すると期待されています。小林裕平氏は、「Isar Aerospaceとの協力を通じて、欧州を含む世界中のユーザーにサービスを提供することに嬉しく思っています」と語っています。

スペース業界の未来への架け橋


Isar AerospaceのCCOであるStella Guillen氏は、宇宙へのアクセスが技術革新にとって不可欠であると強調し、ElevationSpaceとの提携を通じて最先端の宇宙研究を推進することの素晴らしさを述べました。これにより、未来の宇宙産業での可能性はさらに広がります。

ElevationSpaceの取り組み


ElevationSpaceは、宇宙から地球への輸送サービスの開発に注力するスタートアップ企業です。特に、東北大学やJAXAとの連携により、宇宙環境を利用した研究開発を進めています。ISS(国際宇宙ステーション)の運用が2030年で終了することが決定しており、その後の宇宙環境利用基盤の確保は重要な課題となっています。ElevationSpaceは「ポストISS時代」に向けて、無人の小型衛星で無重力環境を生かした実験を行い、その結果を地球に帰還させる新たなサービス「ELS-R」を提供することを目指しています。

チャンスと挑戦


また、ElevationSpaceでは事業拡大に伴い、全ポジションでの採用活動を強化しています。同社は「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」というミッションに基づき、宇宙に関わる仕事に興味のある方を募集しており、一般応募も受け付けています。興味のある方はぜひ、同社の採用ページをご覧ください。

公式サイトリンク


Isar Aerospace 公式サイト

要するに


ElevationSpaceとIsar Aerospaceの提携は、宇宙開発の新たな時代を切り開くための重要なステップとなります。今後の展開に大いに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社ElevationSpace
住所
宮城県仙台市青葉区花京院2-1-65いちご花京院ビル9階
電話番号

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