トレパチ!テーブルの魅力
2021-04-08 12:57:40

川崎市で認証された認知症予防食卓テーブルの効果とは

認知症予防を目指す新しい形の食卓



川崎市で誕生した多機能型認知症予防食卓テーブル「元気はつらつ トレパチ!テーブル」が、川崎市の独自基準であるかわさき基準(KIS)に認証されました。本テーブルは、高齢者の方々が日常的に使いながら、心身の健康を増進させることを目的として設計されています。

かわさき基準(KIS)とは


かわさき基準は、利用者が自分で選択し、自己決定できる福祉製品の基準です。この基準は、高齢者や障害者が社会参加しやすくなるよう、家族や地域の協力を重要視した理念に基づいています。この取り組みは、福祉先進国スウェーデンの基本理念を参考にしつつ、日本の現状に適した形に整えられています。

認証式に見る川崎市の取り組み


認証式は令和3年3月24日に執り行われ、市長の福田紀彦氏と豊丸産業株式会社の社長、永野光容氏が出席しました。この式典は、川崎市が取り組む高齢者福祉の重要性を象徴する場として、多くの関係者の注目を集めました。特に、このテーブルが提供する機能と効果が評価されており、地域における介護の質向上に貢献することが期待されています。

テーブルの機能と特長


「元気はつらつ トレパチ!テーブル」は、心身の健康をテーマにした多機能型のテーブルです。最大4人までの利用が可能で、ゲームを通じて運動機能や認知機能を維持・向上させることができます。リハビリテーション用の動画をテレビに接続することで、施設内でのコミュニケーションも促進されます。

多彩なゲームで認知機能を刺激


このテーブルは、様々な種類のゲームを搭載しており、利用者の状態に合わせて選ぶことができます。計算やパズル、クイズなど、認知症予防に効果的な要素が盛り込まれており、参加者同士のコミュニケーションも活発に行なえます。テーブルを囲んでプレイすることで、楽しい時間を共有しながら、認知機能の向上を図れるのは大きな魅力です。

モニターからの評価


モニター調査では「頭の運動になる」「機能訓練としても利用できる」といった好意的な声が上がりました。また、利用者同士の会話が弾む環境が整うことで、心理的な健康にも寄与することが明らかになっています。

充実した製品情報


「元気はつらつ トレパチ!テーブル」は、設置スペースの制約が少なく、さまざまなシーンで活躍する設計となっています。導入のコストパフォーマンスも良好で、福祉機関や高齢者施設などでも利用が進んでいます。製品の詳細については、公式サイト(https://be-selfish.jp/table/index.html)から確認できます。

会社概要


このテーブルを手がけたのは、1960年創業の豊丸産業株式会社です。本社は愛知県名古屋市にあり、永野光容が代表を務めています。

今後もこのような革新的な福祉商品が、より多くの高齢者の方々の自立支援や健康増進に寄与することを期待しています。

会社情報

会社名
豊丸産業株式会社
住所
愛知県名古屋市中村区長戸井町三丁目12番地
電話番号
052-452-8111

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