都会の真ん中で楽しむ親子の秋の収穫体験と料理イベント

都会の真ん中で楽しむ秋の収穫体験

東京都世田谷区の下北沢駅から徒歩わずか3分の場所に、家事代行やカフェ運営を行う住まいるCooK株式会社が主催する特別なイベントがあります。それは、親子で楽しむ秋の収穫体験と料理体験です。10月12日と26日の日曜日に行われるこのイベントは、都市生活者にとって貴重な「土に触れる機会」として、多くの保育園児の親子に支持されています。

都会の子供たちに必要な自然体験

都市に住む共働き家庭では、子供たちが自然に触れる機会が少なく、特に土や農作物に親しむ機会は限られています。このことは、田舎で育った子供たちと比べて、明らかに体験のギャップを生んでいます。ベランダや小さな庭で野菜を育ててみようとしても、「どうやって土を作るのか」「どの道具が必要なのか」「初心者には何が育てやすいのか」といった疑問が浮かび、実際に体験するのは難しいものです。

親子で楽しむ収穫と料理体験

この秋、住まいるCooKが提供する収穫体験は、親子にとって手軽で楽しい学びの場です。年少から小学3年生までの親子が対象となり、毎回6組12人の親子が参加予定です。畑では、秋冬野菜の種を植えたり、育てている野菜の収穫に挑戦します。収穫した野菜は、そのまま生で試食することもでき、食材への興味を深める絶好の機会です。その後、明大前駅にある住まいるCooKのカフェで、子供たちが自分たちで料理を楽しむ時間が設けられています。

料理体験では、子供たちが土と触れ合いながら作った野菜を使い、仲間同士で協力しながら料理を作る楽しさを体験します。このように、収穫体験と料理体験を組み合わせることで、食育に対する意識の向上が期待されています。

実際の参加者の声

過去にこの体験を行った親子からは、「とても楽しかった」「みんなに感謝の気持ちが生まれた」という声が寄せられています。一方で、「子供に土に触れる機会を提供したくて参加したが、最初は乗り気でなかった子供が楽しむ姿を見て嬉しかった」「野菜が食べられなかった子供が、参加をきっかけに食べられるようになった」などの感想も多く、参加者にとっては実際の効果を感じられることが嬉しいとのことです。

代表の岡野早苗さんは、「自分の子供が小さいときに実践した食育を通じて、土に触れたり食物を育てることが、感謝の気持ちを育むと実感しました。共働き家庭でも手軽に楽しめる体験を通して、子供の成長をサポートしたいと考えています」と話しています。