LVMH女性支援プログラム
2021-04-15 18:45:24

LVMHジャパンが女性のためのキャリア支援プログラムを始動

LVMHジャパンが新たに女性支援のプログラムを開始



2021年4月15日、LVMHジャパンは「ME LVMH JAPAN クライアント・アドバイザー・プログラム」をスタートしました。このプログラムは、結婚や出産、育児、介護などの理由で一時的に職を離れた女性や性自認が女性の方々を対象にしており、彼女たちの再就職をサポートするために設計されています。特にファッション、コスメティックス、ウォッチ&ジュエリーの分野において、専門的な知識や経験を獲得するためのトレーニングを提供します。

プログラム参加者には、ファッション業界での経験のある12名が選ばれ、彼女たちは多様なバックグラウンドを持つ方々として集まりました。LVMHジャパンは、これらの女性たちが新たなキャリアを築く手助けをすることを目指しています。

パートナーシップと学習機会の提供



本プログラムは、日本教育財団が運営する国際ファッション専門職大学および専門学校モード学園との提携のもと、実施されます。受講生は知識や理論の学習だけでなく、実務トレーニングも受けることができるので、校舎での座学授業や接客、メイク、スタイリングの実習授業が用意されています。また、国内外のビジネスリーダーによる講義も受講可能で、現場の第一線で活躍するメンターの指導を受けながらインターンシップも行います。これにより、実務経験を積みながらクライアント・アドバイザーとしてのスキルを身につけることができます。

四月十五日の記者会見には、LVMHジャパンの代表取締役社長、ノルベール・ルレをはじめ、教育機関の関係者が出席し、新プログラムについての期待を示しました。特に、受講生に対しては授業料が免除され、さらには職場実習中の生活支援金も支給されるとのことです。そのため、参加者は経済的な負担を軽減しながらスキルを向上させることが可能です。

プログラムの社会的意義



LVMHジャパンのノルベール・ルレ社長は、「このプログラムが日本の女性の復職支援に貢献できることを大変嬉しく思います。女性が職場で専門的なキャリアを築くことができる環境を作ることで、日本社会全体が発展していくことを信じています」と発表しました。また、LVMHの人事担当シニア・バイスプレジデント、ステファン・ヴォワイエは、約3分の2の働く女性が結婚や出産を理由に離職する現状を指摘し、それに対する支援の重要性を訴えました。

日本教育財団の理事、後藤京子氏もプログラムの意義を強調し、人材育成を通じて社会全体への貢献を期待し、卒業生の活躍が最も重要な成果であるとの見解を示しました。

画期的なプログラムの展開



この「ME LVMH JAPAN クライアント・アドバイザー・プログラム」は、アジア初の試みであり、LVMHがパリで設立した職業訓練プログラム「MEインスティチュート」に基づいています。これまでにヨーロッパで多くの成功を収めたこのプログラムが日本においても開始されることで、さらなる才能の開花が期待されています。

LVMHグループは、このような取り組みを通じて新たな人材の育成と女性の職業支援を積極的に行っており、特にキャリアアップを目指すすべての女性に新たな機会を提供することが重要であると強調しています。

会社情報

会社名
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン合同会社
住所
東京都千代田区平河町2-1-1
電話番号
03-1437-5358

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