マンションの安全性向上へ新たな一手、セキュアがとも連れ検知機能を導入

マンション入居者の安全を守る新機能

株式会社セキュアは、マンション向けに新たなセキュリティパッケージの提供を開始しました。今回のパッケージには、従来オフィスビルや重要施設で採用されてきた「とも連れ検知機能」が搭載されており、より安心で安全な居住環境を提供することを目指しています。

背景にある課題

最新のテクノロジーの導入により、マンションセキュリティのレベルは向上していますが、依然として不審者の侵入を完全に防ぐことは難しいのが現実です。特に、「とも連れ侵入」という手法には依然として脆弱性があります。この手口では、入居者と一緒に不審者が入るため、従来のオートロックや監視カメラでは十分な対策とならないことがあります。

近年、「とも連れ侵入」によるトラブルが増加しているため、多くのマンションにおいてこの問題が懸念されています。これに対抗すべく、株式会社セキュアは、より安全な生活を提供するためのパッケージを開発しました。

セキュリティパッケージの特徴

セキュアが導入したパッケージは、以下の4つの特徴があります。

1. 導入のしやすさ：既存のオートロックシステムや認証機器と容易に連携できるため、導入が簡単です。
2. 利便性の維持：入居者は通常通りの認証動作だけで使用可能で、これまでの生活スタイルに支障をきたしません。
3. コスト効率：中規模のマンションや管理組合でも手軽に導入できる価格設計を実現しました。
4. 高精度な検知：セキュアの顔認証システムを使って、認証者と非認証者の同時入室を正確に検知し、不一致が起これば即座に通知を行います。

利用シーンのイメージ

この新しいシステムはさまざまなシーンでの活用が期待されます。例えば、エントランスで入居者の背後に不審者がいた場合、即座に検知して管理室に通知が行われます。また、さらなるセキュリティ強化として、夜間の管理人不在時でも、入居者が非入居者に気づけるように、アラートを視認可能にしています。

特に女性の一人暮らしや子育て世帯、高齢者が多いマンションには、これらの機能が大いに役立つでしょう。