次世代モビリティ『TOCKLE』が河口湖エリアに登場
河口湖エリアにおいて、BRJ株式会社が運営する電動キックボードシェアリング『BIRD』が次世代モビリティ『TOCKLE』に移行することが発表されました。2023年1月19日から順次切り替えが行われるこのサービスは、地方を中心に「交通空白」を解消し、安全運転を追求するための施策として注目されています。
『TOCKLE』とは?
『TOCKLE』は、BRJが提供する電動モビリティ・シェアリングシステムです。観光地での移動手段や企業のデリバリー業務に利用できるレンタルプランを取り入れています。観光客が多く訪れる河口湖のようなエリアでも、観光地のアクティビティに合わせた利用が可能です。 BRJは、造船所内での社員移動や小売店のデリバリー用にキックボードを貸し出し、多様なニーズに応えてきました。
富士山の麓、ふじさんプラザとは?
河口湖駅近くに位置する「ふじさんプラザ」は、山梨県の観光情報を発信する複合型アンテナショップです。2022年6月にオープンし、地元ワインや「青い富士山カレー」といった特産品の販売に加え、観光案内やガイドツアーも提供しています。『TOCKLE』がこのエリアに導入されることで、観光地のアクセス向上にも寄与するでしょう。
安全性にこだわった運用
『TOCKLE』では安全を最優先に考え、先進的なテクノロジーを駆使して安全運用を実現しています。ジオフェンシング機能によって、走行禁止エリアに入った際には自動で停止する仕組みが備わっており、利用者の安全が強化されています。さらに、地方においても運営されているため、交通量が少ないことからも安全運行が可能となっています。
地方の交通問題に応える
昨今、地方では公共交通機関の運行が不安定になりつつあります。バスや鉄道は赤字や運転手不足に直面し、多くの地域では「交通空白」問題が深刻です。『TOCKLE』はこうした地域の課題を解決するために、安全で利用しやすいモビリティを提供します。特に社会的インフラが弱い地方での交通改善を目的にしています。
夜間運用の禁止
電動モビリティ業界では「夜間こそ稼ぎ時」とされていますが、利益よりも安全を重視する『TOCKLE』は、どの地域でも夜間の運用を一切行いません。これは、飲酒後の利用者が存在する可能性を考慮した結果です。安全な運営を重視したBRJの方針がここに表れています。
実績と今後の展開
BRJは既に東京都立川市や福岡市など、全国各地で『TOCKLE』の導入を進めています。また、山梨県甲府市や佐賀市、高知県などで導入に向けた検証を進めており、今後もさらに多くの地域に展開予定です。自治体ごとのニーズに合わせた柔軟な対応が行われます。
会社概要
BRJ株式会社は、『人と街に感謝される未来の公共交通を創る』というビジョンを掲げています。代表取締役社長の宮内氏は社会人としてのキャリアを物流業界からスタートし、交通安全の重要性を深く理解しています。その経験を元に、『TOCKLE』の安全な運用に注力しています。
河口湖エリアでの『TOCKLE』導入は、地域の交通の課題解決に向けた大きな一歩となるでしょう。安全性を重視する次世代モビリティの実現が、地域住民と観光客に新たな移動の自由を提供することが期待されます。