山形市が24時間対応のAIチャット相談「つながりよりそいチャット」運用開始！孤独・孤立の悩みを気軽に相談できる環境を整備

山形市が24時間対応のAIチャット相談「つながりよりそいチャット」を運用開始！

山形市は、孤独・孤立の悩みを抱える市民に対して、24時間対応可能なLINE相談サービス「つながりよりそいチャット」の運用を開始しました。このサービスは、傾聴型生成AIと専門職による相談のどちらかを選択できる、画期的なハイブリッド型相談システムとなっています。

24時間いつでも相談可能！AIチャットと専門職による相談を組み合わせた新しい相談サービス

「つながりよりそいチャット」は、令和5年2月に試行実施され、その効果が実証されたことから本格運用に至りました。試行期間中には、チャットを通して相談者が前向きに変化していく事例が複数見られ、孤独・孤立問題に対する新たな予防的アプローチとして有効であることが確認されました。

このサービスの大きな特徴は、相談者のニーズに合わせて、AIチャットと専門職の相談のどちらかを選択できる点です。

傾聴型生成AI: 24時間365日対応。相談者の話をじっくりと聞いて、寄り添うような言葉をかけてくれます。
専門職の相談員: 平日午前9時～午後6時対応。社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士など、専門資格を持つ相談員が、相談者の状況に合わせて適切なアドバイスや支援を提供します。

相談しやすい環境づくりと、専門性の高いサポート体制

山形市では、少子高齢化やコロナ禍の影響により、孤独・孤立の問題が深刻化していることを認識しています。しかし、専門職の相談員を十分に確保することは困難な状況です。また、相談窓口や電話での相談に抵抗を感じる人もいるため、より気軽に相談できる環境の必要性が高まっていました。

「つながりよりそいチャット」は、このような課題を解決するため、誰でも、いつでも、気軽に相談できる環境を提供することを目指しています。AIチャットと専門職による相談を組み合わせることで、相談者の多様なニーズに対応し、より効果的な支援につなげることが期待されています。

相談から支援へ、必要なサポートを連携して提供

「つながりよりそいチャット」では、相談者の状況に応じて、関係機関と連携し、必要な支援につなげる体制も整えています。相談者から支援の希望があった場合や、専門職の相談員が支援が必要と判断した場合には、適切な機関に繋ぎ、より質の高いサポートを提供します。

相談方法

1. LINE公式アカウント「つながりよりそいチャット」を友だち追加
2. チャット形式で必要事項をアンケートに回答（匿名で年齢問わず）
3. 相談相手（傾聴型生成AIまたは専門職の相談員）を選択

※傾聴型生成AIを選択した場合でも、専門職の相談員がチャットのやり取りを見て、必要と判断した場合は、専門職の相談員が相談対応します。