BTMとさくらインターネット、セールスパートナー契約を締結
株式会社BTM(東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO 田口雅教)は、さくらインターネット株式会社(以下、さくらインターネット)とセールスパートナー契約を締結しました。この動きは、急速に成長している日本のクラウド市場におけるBTMのプレゼンスを強化するための重要な一歩です。
日本のクラウド市場の現状
日本のクラウド市場は、2028年までに16兆6,285億円に達する見込みであり、特にIaaSやPaaS領域で外資系企業が強い影響力を持っています。AmazonのAWS、MicrosoftのAzure、GoogleのGCPが市場の大部分を占めており、国内サービスの必要性が高まっています。
ユーザーの一部は、データの海外移転によるプライバシーや法規制への不安を抱えているため、安全性の高い国内サービスの需要が増しています。さくらインターネットは、運営する国内データセンターを通じて、利用者に安全で信頼性の高いクラウドサービスを提供しています。
さくらのクラウドサービスの特徴
さくらのクラウドは、サーバー、ストレージなどの便利なサービスが揃ったパブリッククラウドです。各種インフラ基盤を支える重要な役割を果たしており、大規模法人や公的機関向けの業務システムにも幅広く導入されています。ユーザーのニーズに応じて、時間単位、日単位、月単位で料金を設定することができ、必要な時に必要なだけサービスを利用できる柔軟なプランが魅力です。また、2023年度には、「ガバメントクラウド整備のためのクラウドサービス」として一部条件で技術要件を満たすことが認定されています。
このように、さくらのクラウドは、多様なニーズに応えるべく進化を続けています。
BTMの今後の展望
BTMは今後、さくらインターネットのセールスパートナーとして、顧客の多様なニーズに応えていく方針です。さくらインターネットの技術トレーニングや支援プログラムを積極的に活用し、専門知識を深化させていく考えです。これにより、顧客にとっての最適なクラウドソリューションを提供し、サービスの幅を広げることを目指します。
BTMとさくらインターネットの企業概要
株式会社BTM
- - 代表者: 田口雅教
- - 設立: 2011年8月
- - 事業内容: デジタルトランスフォーメーション推進事業
- - 本社: 東京都渋谷区神泉町9番1号Daiwa渋谷神泉ビル2階
- - URL: BTM公式サイト
BTMは「日本の全世代を活性化する」をミッションに掲げ、全国の開発会社とのネットワークを利用し、ITエンジニアリングサービスを提供しています。
さくらインターネット株式会社
- - 代表者: 田中邦裕
- - 創業: 1996年12月
- - 事業内容: クラウドコンピューティングサービスなどの提供、データセンター運営
- - 本社: 大阪府大阪市北区大深町6番38号グラングリーン大阪北館JAM BASE 3階
- - URL: さくらインターネット公式サイト
さくらインターネットは、顧客の要望に応じたサービスを提供する多様なクラウドソリューションを提案しており、地域に根ざした企業として存在感を示しています。
結論
BTMとさくらインターネットの提携は、サービスの質の向上だけでなく、日本のクラウド市場全体における競争力の向上にも寄与するものと期待されます。このパートナーシップが、今後の業界の発展において重要な役割を果たすでしょう。