充電器とサイネージの融合
2014-08-04 13:00:03
スマホ充電器とデジタルサイネージが融合した新メディア端末『feeling』誕生
スマホ充電器とデジタルサイネージの融合がもたらす新たな広告メディア
スマートフォンの普及が進み、現在、国内でのスマホ利用者は4,000万台を超えています。このような状況下で、外出時の充電ニーズは高まり続けています。通信技術が進化し、動画や音楽の再生といった高機能化が進む一方で、バッテリーの消耗も著しく、利用者は「バッテリー不安」に悩まされています。そこで、そんなニーズに応えるべく登場したのが、新たなメディア端末『feeling(フィーリング)』です。
『feeling』の特徴
充電器とデジタルサイネージの融合
『feeling』は、スマートフォン専用の充電器に加え、それ自体がデジタルサイネージとして機能します。この端末は、充電サービスだけでなく、呼び出しベル機能も備えています。これにより、コーヒーショップやファストフード店といった多様な施設での集客が促進され、利用者は便利さと楽しさを同時に享受できます。
新たな広告メディアの可能性
同端末を設置することで、店舗は3つのサービスを得ることができます。まずは「充電サービス」からの集客、次に「ベル機能」での呼び出しによる便利さ、最後に「広告ディスプレイ」の機能を利用したキャンペーン告知やプロモーションです。この新しいシステムは、店舗・施設が広告を自動で再生し、そのインプレッション数に応じて収益を得ることも可能です。これにより、広告主はより効果的にターゲット層にアプローチでき、顧客も魅力的な情報を得ることができます。
ユーザーに密着した新たなメディア
『feeling』は、単なるデジタルサイネージではありません。タワーに多数の端末を設置することで、地域や業種、さらには店舗ごとの特性に合わせた広告配信が可能です。これにより、広告主は求めるユーザーに対し、より効果的にアプローチできるようになります。
将来の展望とサービスの進化
本端末の実運用は2023年10月中旬から500店舗でスタートし、年度内には2,000店舗への導入を予定しています。また、今後はNFCモジュールやアプリ連動のインタラクティブな機能も追加される見込みです。これにより、広告のさらなる収益化と顧客参加型のコンテンツ提供が実現します。
まとめ
『feeling』がもたらす新たなビジネスモデルは、店舗の集客を支援し、広告主や顧客にとって価値あるコンテンツを提供します。今後の進展にも期待が寄せられる中、このサービスがどのように広がっていくのか注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社スマートワン
- 住所
- 東京都港区西麻布3-1-15RFビル3F
- 電話番号
-
03-5413-3652