2025年大阪・関西万博「大阪ウィーク」のキービジュアルが決定!
2025年に開催される大阪・関西万博の一環として、「大阪ウィーク~春・夏・秋~」が注目を集めています。このイベントのキービジュアルが、デザイン美術学科の学生である三木優さんの作品に決まりました。三木さんのデザインは、ポスターや広告、公式ホームページなど様々な場面で使用される予定です。
「大阪ウィーク~春・夏・秋~」は、大阪各地域の魅力を国内外に発信するための重要なイベントで、実際に日本各地から多くの来場者を迎えることが期待されています。このイベントは「祭」をテーマにし、万博初の35日間にわたって開催される巨大な企画です。先日、1月21日に「シティプラザ大阪」で行われたメディア発表会では、同時に三木さんの受賞式も行われました。
三木優さんのデザイン
三木優さんの作品は、春、夏、秋を象徴する「だんじり」「盆踊り」「ジャズ(音楽)」の3つの要素をカラフルに表現しています。「だんじり」は直線的な形状で、端正さと力強さを、「盆踊り」は柔らかな曲線で、楽しく賑やかな雰囲気を、「ジャズ」は流れるような波線で音楽の流麗さを表現。これらの要素は「笑おう!踊ろう!歌おう!」というキャッチフレーズに見事にマッチし、見る人に楽しさと期待感を与えています。
審査員は著名なファッションデザイナーのコシノジュンコ氏を筆頭に、吉村大阪府知事や横山大阪市長などの豪華メンバーが揃い、見事なデザイン力を高く評価しました。授賞式で、コシノジュンコ氏は三木さんの作品を「見ただけで街中が明るくなる期待感を与える」と絶賛。吉村知事も、「スタイリッシュでカッコいいデザイン」と評価しました。
受賞者インタビュー
授賞式では三木さん本人も壇上に上がり、「自分がこれほどの評価を受けるとは思っていませんでした。デザインで大阪らしい遊び心を表現しました」と語っています。彼女は色彩選びや形状の工夫にこだわり、春・夏・秋それぞれに鮮やかなキーカラーを選定し、視覚的なインパクトを狙いました。
彼女はまた、提出直前にデザインを見直すという過程があり、最終的にシンプルさと分かりやすさを追求したことを語りました。「グラフィックデザインは自己表現だけでなく、万人に伝わるものでなければならない」という教えを受けて、彼女はその重要性を認識したそうです。
大阪ウィークの開催概要
この「大阪ウィーク」は万博会期中の春、夏、秋の3期にわたり、約400件のプログラムを予定しており、各イベントは大阪の祭りや文化を通じて、来場者に新たな体験を提供することでしょう。EXPOアリーナでは「大阪の祭!〜EXPO2025春の陣〜」「真夏の陣」「秋の陣」、さらには地域の魅力を発見するツアーや、大阪の伝統文化を体感できる様々なイベントが目白押しです。
ぜひ、2025年の大阪・関西万博に足を運んで、三木優さんのデザインがどのように活かされるかを楽しみにしていてください!
詳細情報は
大阪ウィーク公式サイトからご確認ください。