インドネシア防水研修
2024-08-09 10:08:51

日本の建築技術を学ぶ!インドネシアで行われた防水工事研修

インドネシアのカラワンに設立されたROY株式会社の建築研修センターでは、日本の建築業界で活躍を目指す外国人技能実習生を対象とした防水工事の研修が行われました。この研修は、約1か月間にわたり、清掃習慣やマナーを含む日本の建築文化を習得するための重要なプログラムです。

研修生たちは、全体で6ヶ月から8ヶ月のプログラムを通じて、防水工事だけでなく、塗装工事、足場設置、クロス貼りといった大工工事の基礎も学びます。今回の防水工事研修では、ROY株式会社の優秀なスタッフが講師となり、基礎技術から応用技術までを丁寧に指導しました。

初期段階では、モルタルを利用した下地処理や、複数層にわたる塗布技術が重点的に教えられました。研修生たちは、特に3層の塗布技術に取り組み、その習得に成功。加えて、使用する工具のメンテナンスも学んでおり、効率的な作業手法を身につけることができました。

研修の後半に入ると、側溝などの細部仕上げ技術が指導され、研修生たちは高度な塗膜防水技術を習得しました。最終週では、トップコートの適用方法を実践し、質の高い仕上がりを目指しました。研修の成果は、きれいに下処理された土間コンクリートなど、具体的な形となって表れています。

さらに、ROY株式会社では「ROYスタイル」として、日本の建築現場での清掃習慣やマナーを重視し、研修生は毎週土曜日には地域清掃活動にも参加しています。この活動を通じて、社会貢献に取り組む姿勢を養っています。また、玄関の框で靴を揃える日本の習慣も教えられ、日本の建築現場に慣れるための環境を整えています。

ROY株式会社の代表取締役、大石竜次氏は「短期間ではありましたが、日本の職人による技術指導をスタートできたことは大きな進展です。限られた時間の中でさらに適切な技術を身につけられるよう、今後はプログラムの調整に努めて参ります。この研修プログラムがインドネシアと日本の技術交流を促進し、双方の発展に寄与することを目指しています」と述べています。

現在、建築研修センターでは12名の研修生が日本の最新の建築技術を学び、将来的に日本で技能実習生として活躍できるように準備を進めています。ROY株式会社では、これらの研修生を受け入れる企業を積極的に募り、技能実習生の需要に応える活動も展開しています。


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