航空観測で災害対策
2025-06-06 07:32:18

テラ・ラボ、ジャパンドローン2025で航空観測を駆使した災害対応の最前線を披露

株式会社テラ・ラボが、2025年6月4日から6日までの間、幕張メッセで開催される「ジャパンドローン2025」に出展しています。同社は、"空から地域を守る"というビジョンを掲げ、災害対応に特化した航空観測を行い、地域の防災力向上に寄与することを目指しています。テラ・ラボでは、南海トラフ地震などの大規模な災害への初動対応に必要な航空技術について実証成果を紹介する予定です。

出展テクノロジー


展示ブースでは、テラ・ラボが開発した一連の革新的な機器が来場者を迎えます。具体的には、垂直離発着が可能な固定翼機「Terra Dolphin VTOL」や、長距離飛行が可能で洋上調査に特化した「Terra Dolphin Long Range Model」、そして車両型の地上支援システムが展示されます。これらの機器は、過去の実績から得られたノウハウを活用し、熱海土砂災害や能登半島地震、福島県沖地震などでの被災状況把握の経験を元に設計されています。

動的共通状況図(COP)


テラ・ラボの目玉の一つが、災害時の状況認識を統一するための動的共通状況図(Common Operational Picture、略してCOP)です。これは、地域の災害対応において不可欠な情報をリアルタイムで収集し、表示するシステムです。特に能登半島地震の被災地を対象とした事例を通じて、情報収集の手法やその精度についてのプレゼンテーションも行われます。これにより、広域的かつ迅速な情報収集が可能となり、より効果的な対応策が得られることが期待されています。

特別セッションでの講演


さらに、展示会の期間中には特別セッションが予定されており、松浦貴英代表取締役が「レジリエントな地域社会の実現に向けた航空観測の可能性」というタイトルで講演を行います。この講演では、産学官の連携による実践的知識の共有を目指し、災害対応や地域防災に関する最新の情報を提供します。講演を通じて、自治体関係者や技術者、研究者が役立つ情報を持ち帰ることができる場とすることが狙いです。

まとめ


テラ・ラボのブース(小間番号:AL-3)では、航空観測技術の最新動向とその適用例について知見を深める機会が提供されます。参加される皆様には、是非一度お立ち寄りいただき、テラ・ラボの取り組みを実際に体験していただきたいと思います。地域の防災力の向上に直結する重要な技術を目の当たりにすることができる貴重な機会となるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社テラ・ラボ
住所
愛知県春日井市不二ガ丘3-28
電話番号
050-3138-1612

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。