Faciloが新サービスを展開
2023-02-22 08:00:02

Facilo、シードラウンドで2億円調達し不動産コミュニケーションクラウドを正式リリース

Faciloが不動産業界を変革する



シリコンバレーから上陸した新星、株式会社Facilo(ファシロ)が2億円の資金調達を行い、不動産仲介会社向けのコミュニケーションクラウド『Facilo』を正式にリリースしました。このスタートアップは、アメリカの不動産業界で実績を持つ市川氏と梅林氏により設立され、独自の技術を駆使して不動産取引の効率を劇的に向上させることを目指しています。

シードラウンドの資金調達



Faciloは、Coral CapitalとDNX Venturesから合計で2億円を調達しました。この資金は、同社が展開する『Facilo』の機能拡充や営業体制の整備、サポート体制の強化に充てられます。同社は、先行導入としてすでに野村不動産ソリューションズや三菱地所ハウスネットなど、さまざまな規模の仲介業者に利用されており、約1年間にわたるフィードバックを受けて開発をしてきました。

クラウドでの一元管理



『Facilo』は、不動産取引における仲介会社と顧客のコミュニケーションを円滑にするためのプラットフォームです。物件提案や内見日程の調整、書類手配といった重要なやり取りをクラウド上で一元化し、可視化します。これにより、顧客体験の向上と業務の生産性向上が実現されるのです。

「仲介3.0」への進化



Faciloは不動産業界に届けたいメッセージを「仲介3.0」と名づけました。『Facilo』開発の背景には、日本の不動産市場で日常的に発生する非効率的なコミュニケーションの改善があります。日本では、平均的に646通の未読メールが溜まるとされ、重要な情報が埋もれがちです。Faciloは、その問題を解決するために、すべての重要情報をクラウドに集約し、AIを活用したサポートを提供しています。

実績と導入企業の声



すでに『Facilo』は500名以上の物件購入検討者とのコミュニケーションに活用されており、ポジティブなフィードバックが寄せられています。「情報が整理されていてわかりやすい」「コミュニケーションがスムーズになった」といった意見が多く聞かれ、顧客体験の向上が実現されています。また、導入した仲介会社からは「物件提案にかかる時間を50%削減できた」「内見獲得の確率が1.5倍になった」との声が上がっています。

目指す未来



Faciloの共同創業者である市川氏と梅林氏は、日本でもアメリカのように住み替えを身近に感じることができる社会を目指しています。彼らは「暮らしに合わせて軽やかに家を住み替える世界」をビジョンに掲げ、日本の不動産市場を活性化させることを目指しています。新しい不動産コミュニケーションのカタチ「Facilo」は、顧客体験を向上させることで、より豊かな暮らしを提供することを期待されています。

今後の取り組み



2月27日から3月3日まで、導入を検討している仲介会社を対象に「プロダクトお披露目会」が開催される予定です。Faciloはこの機会を通じて、更なるパートナーシップの構築を図り、顧客体験のさらなる向上に努めていくとしています。

会社情報

会社名
株式会社Facilo
住所
港区赤坂9-7-1ミッドタウンタワー18階 
電話番号
03-4588-4251

トピックス(IT)

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