アボット、血液一滴で多がん種を早期に検出する検査を日本で発売予定

アボット、画期的な多がん種検出検査を日本で展開予定



アボットが新たに発表した「キャンサーガード」は、血液検査一回で複数のがんを早期に発見できる技術として注目を集めています。この新しい検査は2026年7月に日本で提供開始される予定で、多くの人々のがん検診に革命をもたらすことが期待されています。

キャンサーガードとは?


キャンサーガードは、血液中のがん細胞由来のメチル化DNAやタンパク質を解析することで、がんの存在を検出することが可能な検査です。特に進行期に至るまで診断が難しいがんも対象にしています。この検査によって、がんの早期発見が期待され、治療の選択肢が広がることが見込まれています。

日本におけるがん登録データによれば、約48%のがんが既存の検診プログラムの対象外となっており、「キャンサーガード」はその隙間を埋め、早期発見の機会を提供することが期待されています。膵臓がんや卵巣がん、肝がんなどを含む50種類以上のがんのシグナルを検出することが可能で、その感度は64%を超えます。

日本のがん医療に寄与


アボットの幹部であるステファン・ペレ氏は、「日本では毎年約100万人が新たにがんと診断され、年間約50万人ががんで亡くなっている。このような現状を受けて、がんの早期発見を進めることは極めて重要な課題です」と述べています。そして、「キャンサーガード」は、がんをより早期に発見するための大きな一歩であると語ります。

また、米国の研究データによると、キャンサーガードは不要な陽性結果を抑えつつ、97.4%という高い特異度を達成しており、不必要な追跡検査を避けることを目的としています。これにより、患者への負担も減少することが見込まれます。

医療ニーズへの対応


がんのスクリーニング検査には高いニーズがある一方で、現在の検診システムだけでは難しいケースも少なくありません。キャンサーガードの導入が進めば、これまで見逃されていた多くのがんも検出できるようになり、日本のがん医療を大きく進展させる期待が寄せられています。

また、エグザクトサイエンス社との協力により、アボットはこの検査の開発に約10年を費やしてきました。これまでの研究は、世界的に評価の高い研究機関との連携による厳密な科学的検証に支えられています。

結論


今後のがん検診において、「キャンサーガード」は新たな選択肢として位置づけられ、がん発見の早期化を促進する可能性が高いです。がんという重大な健康問題に立ち向かうための新しいツールとして、多くの人々に希望をもたらすことでしょう。アボットは、がん医療の向上に向けた取り組みを継続し、より多くの患者さんに貢献できることを目指しています。

会社情報

会社名
エグザクトサイエンス株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー21階
電話番号
03-4540-7680

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