新たな緑地認定制度「TSUNAG」とは
令和6年9月12日、国土交通省は新しく創設される「優良緑地確保計画認定制度」の愛称を「TSUNAG」に決定しました。この制度は、都市の緑地を確保し、気候変動への対策や生物多様性の保護、そして市民のWell-beingを向上させることを目的としています。11月からの運用開始が予定されており、制度の普及に向けた全国セミナーも企画されています。
愛称「TSUNAG」の意義
「TSUNAG」という名前には、緑地が持つ多様な価値を人々や都市、社会と結びつけ、持続可能な未来を切り開くという強いメッセージが込められています。この愛称は、緑と人々、緑と都市、緑同士の「つながり」を意識し、地域の皆が協力しあうことを促進します。
制度の具体的な内容としては、特定の民間事業者の取り組みに対して大臣が認定を行い、良質な緑地を確保するための指針となります。これにより、地域社会での緑の重要性が再確認されていくことが期待されています。
セミナー開催の概要
この新制度の普及を図るために、「まちづくりGXセミナー」が全国7都市で開催されます。セミナーでは、制度の詳細説明のほか、緑地に関連した有識者講演や事例紹介を通じて、参加者の理解を深めるプログラムが用意されています。
全国開催されるセミナーの日程は以下の通りです:
- - 大阪:10月16日(水)
- - 札幌:11月13日(月)
- - さいたま:11月27日(月)
- - 仙台:12月13日(水)
- - 名古屋:1月8日(月)
- - 広島:2月7日(水)
- - 福岡:2月19日(月)
参加を希望する方は、各都市でのセミナー詳細が発表される前に事前にサイトをチェックし、早めに申し込みを行うことをお勧めします。特に、緑地保全やまちづくりに興味がある方には、貴重な学習やネットワーキングの機会となることでしょう。
まとめ
国土交通省の「TSUNAG」認定制度は、都市の緑を保護し、地域社会を豊かにするための新たなステップとして期待されています。セミナーを通じて、その認知度を高め、より多くの人々が緑地の価値を理解し実践へとつなげていくことがもっと重要になってくるでしょう。これからの持続可能なまちづくりを共に考えていく機会に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。