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福岡デザインアワードノミネートの「ハコノコバコ」、地域活性化を目指す挑戦

2022年4月開所の就労継続支援A型事業所HACOが取り組む地域ブランド「ハコノコバコ」が、第25回福岡デザインアワードの最終選考に残る快挙を成し遂げました。惜しくも受賞は逃しましたが、審査員からは高い評価を受けました。

「ハコノコバコ」は、障がいのある方が働くHACOで約1年かけて開発されたブランドです。先行販売として行われたクラウドファンディングでは目標金額の404%を達成。商品への期待の高さと、その社会的な意義が広く認められた証といえるでしょう。

福岡デザインアワードとは？

福岡デザインアワードは、企業のデザイン力向上と生活者のデザインマインド高揚を目的として、1999年から毎年開催されている権威あるアワードです。今年は184点の応募の中から50点が最終選考に残りました。

審査員の総評

「ハコノコバコ」は受賞こそ逃しましたが、「これまでとはレベルの違う市場性と魅力がある商品」という高い評価を得ました。この評価は、HACOの取り組みが地域社会に大きなインパクトを与える可能性を示唆しています。

第7回しんきん合同商談会への出展

11月8日、マリンメッセ福岡で開催される「第7回しんきん合同商談会」に「ハコノコバコ」が出展します。プレゼンテーションでは、これまでの取り組みや今後の展望を発表。福祉事業所が地域社会に貢献する取り組みを広く発信する機会となります。

「ハコノコバコ」が目指すもの

「ハコノコバコ」は、障がいのある方が主体的に関わり、商品開発から販売までを行うことで、働く喜びと地域社会への貢献を目指しています。代表の幸森彩香氏は、「ワクワク」を大切にした環境づくりを重視。商品を通じて、関係者すべてが幸せになれる連鎖反応を生み出したいと考えています。

今後の展望と協業の呼びかけ

「ハコノコバコ」は、魅力的な素材を見つけ、新たな価値を創造することをコンセプトに掲げています。新たな商品開発のため、素材や技術を提供できる企業との協業を積極的に募集しています。対象地域や業種は問いません。全国のお客様に届ける魅力的な商品を、一緒に作り上げていきましょう。

株式会社HACO LiBについて

株式会社HACO LiBは大牟田市に本社を置く企業で、就労継続支援A型事業所HACOを運営しています。HACOは、柳川市で飲食店やセレクトショップを運営し、SNS運用や商品開発にも取り組むなど、多様な事業を展開しています。

まとめ

「ハコノコバコ」は、福祉とデザインの力を融合させた、地域社会に貢献する取り組みです。福岡デザインアワードでの高い評価と、しんきん合同商談会への出展は、その取り組みが広く認知されつつあることを示しています。今後の発展に期待がかかります。

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