アフリカ開発会議でのシンポジウム開催
2025年8月20日から22日まで、パシフィコ横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)において、特に注目が集まっているのが、漫画家であり参議院議員の赤松健氏が登壇するシンポジウム「アフリカ諸国のマンガ産業とその市場について」です。このシンポジウムではアフリカのマンガ文化について深く掘り下げ、アフリカ市場におけるマンガの可能性を探ります。
文化庁の支援事業
本シンポジウムは、令和7年度文化庁の「国際文化交流・協力推進事業」の一環として、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)のもとで運営されます。日本のマンガは、世界的にも定評があり、この通信を通じて日本とアフリカの文化・人材交流の促進を目指しています。
シンポジウムの詳細
シンポジウムには、アフリカの著名な漫画家2名やマンガ研究者が参加し、アフリカのマンガ産業の現状や市場動向について議論を展開します。具体的には、以下のテーマが予定されています。
- - アフリカの漫画家事情
- - アフリカでのマンガの読まれ方、ビジネスモデル
- - 現地で人気のマンガジャンル
- - 日本マンガの普及策
- - アフリカと日本を結ぶマンガの未来
このシンポジウムに参加することで、アフリカと日本のマンガ文化のつながりや展開をより深く理解できる貴重な機会となるでしょう。
登壇者の紹介
- - 赤松健氏:漫画家であり、参議院議員。コミック作品の総発行部数が5000万部を超える実績を持ち、日本のマンガ文化を世界に広めています。
- - Younes El haroussi氏:モロッコ出身の漫画家で、幅広い分野で活動しているビジュアルアーティスト。
- - Jean Bindjouli氏:カメルーン出身のウェブトゥーンアーティストで、新しい技術を用いたストーリーテリングが特徴。
参加方法と詳細
シンポジウムは無料で参加でき、定員は先着150名です。申込期限は2025年8月18日となっており、Googleフォームを通じての申し込みが必要です。
参加者は、アフリカのマンガ文化についての理解を深めるとともに、今後の可能性について議論を交わす絶好の機会を得ることができます。シンポジウムに参加される方々には、是非ともアフリカでのマンガの魅力を感じていただきたいと思います。
パネル展示の実施
シンポジウム以外にも、アフリカ諸国のマンガ産業に関するパネル展示も行われます。アフリカで人気の日本のマンガや読者層の詳細など、興味深い情報が展示予定です。参加者はシンポジウムと合わせて、ぜひこちらの展示も訪れてみてください。
最後に
アフリカのマンガ産業の現状を把握し、日本のマンガがどのようにアフリカで受け入れられているのかを知るためには、シンポジウムやパネル展示への参加が最適です。これを機に、新たな文化交流が進むことを期待しています。