ジャパンハートが手がけるアジアの小児医療センター
2月15日は国際小児がんデー。この日を迎えるにあたり、特定非営利活動法人ジャパンハートがカンボジアに新しい小児医療センターを開院するプロジェクトを発表しました。このセンターは2025年10月の開院を予定しており、命の格差を埋めるための拠点となることを目指しています。現在、開設に向けてクラウドファンディングが始まります。
プロジェクトの背景
ジャパンハートは、医療施設が不足しているカンボジアにおいて、子どもたちを救うために「ジャパンハートアジア小児医療センター」を開設します。知識人が虐殺された過去を持つカンボジアでは、依然として医療水準が低く、貧困層の子どもたちが病気で苦しんでいる現状があります。そんな中、このセンターは200床規模の小児病院として、周辺国からも患者を受け入れる新たな医療の拠点を形成します。
クラウドファンディングの詳細
集まった寄付金は、医療機器の購入や建設費の増加分に充てられる予定です。プロジェクトの総費用は10億円を超えており、クラウドファンディングの目標額は5,000万円と設定されています。この資金を得ることで、開院後の運営にしっかりとした基盤を作り、多くの子どもたちに必要な医療を提供できる環境を整えます。
寄付金の使途には、医療機器の導入や、入院中の子どもや家族のための環境整備が含まれています。また、クラウドファンディングはAll-in形式で行われ、目標額に達しなくても集まった支援金を受け取ることができます。
支援がもたらす未来
この新病院は、子どもたちが元気に過ごせる環境を整え、医療の信頼を築くことを目指します。具体的には、遊び心のある院内設計や、家族への心のケアを重視した施設づくりを進めます。ジャパンハートは、高度な医療を現地で提供し、アジア全体の医療福祉に貢献したいと考えています。
オンラインイベントの開催
クラウドファンディングの開始に際し、特別なオンラインイベントも開催されます。このイベントでは、現地の建設状況や病院の役割、今後の展望について説明があります。
- - 開催日時: 2025年2月20日 19:30~20:30
- - 参加費: 無料
- - 参加方法: YouTubeでの配信
このプロジェクトは、社会的な問題解決に向けた一歩であり、命の格差のない社会の実現を目指した取り組みです。日本の支援を通じて、カンボジアの子どもたちに光を届けられることを願っています。
まとめ
新たに開かれる「ジャパンハートアジア小児医療センター」は、子どもたちに居心地のいい環境で最高の医療を提供し、命を救うための大きな一歩です。クラウドファンディングは、そんな未来を共に作るための鍵となります。今回は5,000万円を目指して支援を募るこの機会に、ぜひともご注目ください。