ブラジルと日本のスタートアップが集うミートアップイベントの成功
2025年4月22日、ブラジルのサンパウロで行われた『Brazil Japan Startup Forum』は、スタートアップ企業や投資家にとって貴重な交流の場となりました。本イベントは、B Venture Capitalが主催し、日本とブラジルのスタートアップが共に集まり、ビジネスの新たな可能性を探ることを目的に開催されました。
本フォーラムは、2022年から毎年続いており、今年も多くの参加者が集まりました。スカイライト コンサルティング株式会社も協賛企業として参加し、代表の羽物俊樹がパネルディスカッションで意見を述べました。このイベントでは、ブラジルのフィンテックスタートアップによるプレゼンテーションや、スタートアップの成功事例の紹介、ピッチセッションなどが行われ、多様なプログラムで構成されていました。
セッション詳細
羽物が登壇したセッション「ENTERING BRAZIL: WHAT JAPANESE COMPANIES HAVE LEARNED SO FAR」では、日本企業のブラジル進出に関する貴重な知見が共有されました。特に、セッションにはジェトロ・サンパウロの理事長井上徹也氏やJICAブラジルの斉藤広子氏が参加し、重要なプレゼンテーションを行いました。
このセッションには日本からの企業代表が揃い、質疑応答形式で活発に議論が展開されました。参加者には、一休のCEO榊淳氏やカンリーの秋山祐太朗氏、ICCパートナーズの小林雅氏、Thinqloの西井敏恭氏が含まれ、各社のブラジル市場進出の経験や教訓が語られました。
ブラジル市場への進出
羽物は、スカイライトのブラジルにおける具体的な事例を挙げ、進出時に直面した課題についても触れました。ブラジル市場における日本企業の可能性に対して熱い思いが語られ、参加者にも新たな刺激を与えました。議論では、ブラジル市場に進出する背景や、企業が経験したギャップについても深く掘り下げられました。
その結果、ブラジル市場の特性を理解しつつ、企業間での情報共有や共同のビジネス展開が活発化することが期待されています。このように、ブラジルと日本のビジネス交流を促進する重要な機会として、今回のセッションは大きな意義を持ったと言えるでしょう。
B Venture Capitalとスカイライトの提携
B Venture Capitalは中南米で社会問題の解決を目指したスタートアップやベンチャーに投資を行っており、特にテクノロジーを活用した企業への支援に注力しています。2022年以降、サンパウロやコロンビア、メキシコシティなどで開催されているこの種のイベントは、多くのスタートアップと投資家が集まる貴重な場です。
スカイライトは2021年からB Venture Capitalと提携を結び、グローバルなオープンイノベーションを推進する重要なパートナーです。今後も両社の連携がさらなるビジネスチャンスを生み出すことが期待されています。
まとめ
ブラジル・サンパウロでの『Brazil Japan Startup Forum』は、スタートアップ同士の交流や投資家との連携を強化する大きな一歩となりました。日本とブラジルのビジネス関係がより一層深まることを願い、このイベントの成功を心から祝うとともに、今後の発展を期待しましょう。