Legal AI社がMicrosoft for Startupsに選出
法律に関わる手続きのサポートを行うスタートアップ企業、Legal AI株式会社が、リーガルテック業界で初めてMicrosoftの支援プログラム「Microsoft for Startups」に選ばれました。この選出は、日本のスタートアップが世界に面していく上で、大きな一歩となることが期待されています。
Microsoft for Startupsとは?
Microsoft for Startupsは、世界140カ国以上で展開されている、スタートアップ企業向けの支援プログラムです。このプログラムを通じて選定された企業は、マイクロソフトが提供する強力なテクノロジー、特にAzureを活用できるだけでなく、そのパートナーネットワークを通じて、事業成長に必要な多くのリソースを得ることができます。これにより、スタートアップ企業は自社の技術を迅速かつ効率的に市場に投入することが可能になります。
Legal AI社のビジョン
Legal AI社は、「AIとテクノロジーにより司法トラブルを解決する」という明確なミッションのもと、法律知識がない一般ユーザーでも簡単に訴状を作成し、司法手続きを行える機能を開発することを目指しています。具体的には、書類作成機能や判例検索機能を統合し、法律の専門家でなくても自ら法的問題にも対処できるようになることが狙いです。
また、Legal AI社は弁護士事務所と提携を進めており、ユーザーが必要に応じて適切な弁護士を探せるマッチング機能を導入する計画も進行中です。これにより、ユーザーが臨機応変に必要な法的サポートを受けることができるようになります。
ネクスパート法律事務所との提携
Legal AI社は、全国11の支所を持つネクスパート法律事務所と業務提携契約を結んでおり、依頼主の利益を最優先に考えるサービスを実現しています。この連携を通じて、効果的なマッチング機能だけでなく、弁護士実務を支援するサービスの開発も計画中です。将来的には、一般ユーザーと弁護士事務所のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するプラットフォームを目指しています。
代表者の背景
Legal AI社の代表取締役である佐藤塁氏は、ネクスパート法律事務所の代表弁護士でもあり、長年にわたり司法トラブルの解決にあたってきた経験豊富な現役弁護士です。その豊富な知識と経験を生かし、より多くの人々が司法を通じてトラブルの解決を図れる社会を実現することに情熱を注いでいます。
会社概要
Legal AI株式会社は、2021年6月に設立されたリーガルテックスタートアップで、東京都に本社を置いています。ウェブサイトは
こちらからご覧いただけます。公式なお問い合わせは、
[email protected]または
[email protected]までご連絡ください。
Legal AI社の進展は、今後の司法システムに革新をもたらすことが期待されています。新たな解決策を提供し、より多くの人々に法の力を利用してもらえるよう、シャープな動きを見せています。