資生堂、6年連続で「なでしこ銘柄」に選定
株式会社資生堂は、経済産業省と東京証券取引所が共催する「なでしこ銘柄」において、6年連続で選ばれたことを発表しました。この選定は、女性活躍推進において優れた取り組みを行っている企業に贈られるもので、資生堂の取り組みが高く評価された証と言えるでしょう。
「なでしこ銘柄」とは?
「なでしこ銘柄」とは、女性の活躍を推進している上場企業を選定する制度です。経済産業省が東京証券取引所と共同で実施しており、2012年度からスタートしました。選定の際には、企業の中長期的な価値向上を重視し、特に女性の活躍を組織戦略と結びつけた取り組みが評価されます。これにより、投資家にとって魅力的な銘柄を紹介することが目指されています。
資生堂の取り組み
資生堂は、女性の活躍を奨励するための具体的な取り組みを展開しています。例えば、採用から登用までのキャリア形成を一貫して支援し、共働きや共育てを可能にする両立支援制度を強化しています。特に、2030年までに資生堂グループの女性リーダー比率を50%に引き上げる目標を掲げており、既に2026年1月時点で女性取締役比率54.5%、国内の女性管理職比率43.3%、グローバル全体では60.3%という実績を上げています。
さらに、資生堂は「資生堂DE&Iラボ」を設立し、多様なバックグラウンドを持つ人材の活躍と企業成長の研究を進めています。この研究から得られた知見を社会に還元し、より多くの企業におけるダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)推進の重要性を周知させることを目指しています。
女性リーダー育成プログラム
資生堂では、管理職を目指す女性社員のために「女性リーダー育成塾(NEXT LEADERSHIP SESSION for WOMEN)」を開催し、リーダーシップを発揮できる環境を提供しています。この取り組みにより、着実にリーダーシップパイプラインを強化しています。
働きやすい環境の整備
社員が最大限に能力を発揮できるよう、資生堂ではフレックスタイム制度を導入し、多様で柔軟な働き方を推進しています。これにより、育児を支援するプログラムを展開し、男性社員の育児休業取得率100%を達成するなど、より良い労働環境の構築に向けた努力が続けられています。
DE&Iの推進活動
資生堂は社外に向けてもDE&Iの推進を強化しています。国際女性デーに関連するイベントを通じて、社員一人ひとりがジェンダー平等について理解を深める機会を提供しています。また、マーケティング部門ではインクルーシブな視点を取り入れるためのラーニングセッションを実施し、ブランド活動にもDE&Iを反映させています。
まとめ
資生堂の「なでしこ銘柄」選定は、企業の価値向上と女性活躍支援の重要性を示す一例です。今後も持続可能な発展を目指す同社の活動から目が離せません。資生堂は、美の力でより良い世界をつくるため、さらなる取り組みを推進し続けるでしょう。