SABICが初のグローバル・ブランド・キャンペーンを展開し、持続可能なソリューションを提案

SABICのグローバル・ブランド・キャンペーン

SABIC（サビック）は、この度初となるグローバルなブランド・キャンペーンを展開し、持続可能な未来のための革新的なソリューションを紹介しています。このキャンペーンは、テレビや紙媒体、デジタルメディアを活用し、さらには特定の場所での露出を通じて、SABICブランドの浸透を図るものです。

キャンペーンの背景と目的

本キャンペーンの主要な目的は、都市化や食糧・水、持続可能性、エネルギー効率といった現代社会の重要な課題に対する解決策を示すことです。中東、欧州、南北アメリカ、アジアの10カ国を対象にしたプロモーションも行い、地域ごとのニーズに応じたメッセージを発信しています。

コーポレート・アフェア担当バイスプレジデントのサミ・アルオサイミ氏は、「Chemistry that Matters™」という理念を基に、ポジティブな変化を促進している例を数多く紹介しています。彼は、SABICの従業員がブランドに誇りを持つことが、今回のキャンペーンの推進力となると述べています。

ポジティブな影響を求めて

SABICの持続可能なイノベーションに向けた取り組みは、環境や社会、経済における変化に対応しながら、ブランド価値の向上を図るものです。アルオサイミ氏は、「Chemistry that Matters™」が2つの側面を持つことを強調し、ひとつはSABICの技術的な基盤、もうひとつは従業員とステークホルダーとの関係性だとも説明しています。

今回のキャンペーンは、従業員のモチベーションを高め、化学製品業界において世界的リーダーとなるべく、顧客に選ばれるブランドへと成長するための重要なステップと位置づけられています。リチャード・クルックス氏は、今後5年間にわたる意欲的なブランドマーケティング戦略の一環であることを示し、顧客との良好な関係を積極的に構築していくと確信しています。

SABICの企業プロフィール

SABICは、リヤドに本社を置き、化学品や高性能プラスチック、肥料などを全世界で製造しています。特に建設や医療、包装資材、クリーンエネルギーなどの分野で多くの実績を誇ります。2018年には57億ドルの純利益を計上し、そのブランド価値は39億6,400万ドルに達しています。さらに、サウジアラビア政府が70%の株式を保有しており、残りの30%はサウジ証券取引所で公開されています。現在、SABICは50ヵ国に事業を展開し、イノベーションの推進に力を注いでいます。