海洋環境保護の新たな一歩「AWARE WEEK 2022」
2022年9月17日から25日にかけて、世界的なクリーンナップイベント「AWARE WEEK 2022」が開催されます。この取り組みは、海洋汚染を減少させるための意識を高め、プラスチックごみの削減を促進することを目的としています。特に、9月17日、つまり「ワールドクリーンナップデー」に合わせて、静岡県沼津市・平沢で特別な水中クリーンナップイベントが行われる予定です。
«AWARE WEEK» とは
このイベントは2018年から始まり、ダイバーによる水中でのごみ回収活動「Dive Against Debris」を通じて、海底のごみの状況を分析し、海洋環境への影響を理解するための貴重なデータを収集しています。普段水中で見つけにくい海洋ごみは、全体の約70%が海底に沈んでいるとされています。そのため、専門的なスキルと知識を持つダイバーによるクリーンナップが非常に重要です。
沼津市での特別な水中クリーンナップイベント
9月17日には、沼津市の平沢マリンセンターが主催し、「内浦漁業協同組合前の港内」において特別に潜水許可を得て水中清掃を実施します。このような活動は地域貢献だけでなく、参加者にとっても特別な体験となるでしょう。ほとんどの人が見ることのできない水中の様子を体感し、その大切さを直接学ぶ貴重な機会です。
また、清掃活動を通じて得られたデータは、海洋ごみの種類や場所などに関する情報を提供し、今後の環境保護活動に活かされます。
PADIの取り組み
PADI(パディ)は、ダイビング教育機関として、海洋ごみの問題への理解を深めるためのプログラムを提供し、海洋環境保護に取り組んでいます。ダイバーに対して海洋ごみを効率的に回収するための知識・技術を教育し、環境保護の意識を高める活動に注力しています。また、AWARE関連のスペシャリティコースの受講者には、環境に配慮した商品を提供する特典も用意されています。
「AWARE WEEK」がもたらす意義
「AWARE WEEK」は、海の健康が世界中の人々の生活に密接に結びついていることを認識させる機会でもあります。海洋環境は、我々の食生活、気候、いわゆる「地球の健康」にも影響を与えているのです。日本での活動も、今回で5回目を迎え、その重要性は日に日に高まっています。
このイベントを通じて、参加者はクリーンアップ活動に直接関与しながら、海洋環境の重要性を実感することができます。
詳細情報と参加方法
「AWARE WEEK」や各地で開催される関連イベントの詳細については、以下のリンクを参照してください。
この重要な環境保護活動に参加することで、あなたも海の未来を守る一助となることができるでしょう。